









僕が初めて社会人になった時にお世話になった先輩たちと毎年何回かコミュニケーションを交わしている。たった2年しか接点がなかったのだが、先輩たちは優しい。その先輩たちが次から次に倒れた。一番のリーダーさんが風の噂で脳梗塞になり緊急入院したという情報が入った。どうもこの頃電話をしても家電も携帯も留守電になっていておかしいと思っていた。
リーダーは昨年の初夏に奥様を亡くし、その後一人で千葉の自宅に住んでいた。ご家族の連絡先を知らないから連絡も取れなかった。地元の仲間から僅かな情報が流れてきた。そして、暮れも押し詰まって病院の名前が判明した。
実はこのグループは僕を除く以外全員が何らかのリハビリ中なのだ。こうなると後輩の僕が動かなければならない。何はともあれ病院に行ってみようと昨日朝早く出かけた。場所は千葉の少し先の蘇我。最近はネットでかなり情報が取れるから難なく目指す病院にたどり着いた。「千葉メディカルセンター」。立派な病院だった。受付で入院患者の名前を告げたが、該当者がいないという。最近は個人情報が厳しく退院したかも教えてくれない。3時間かけてきたのに・・・と思いながら情報をくれた九州の仲間に連絡したら、病院の住所が違う。何ということはなかった。病院が違っていた。
千葉は「メディカルセンター」という名前が好きらしく、もう一つ「千葉中央メディカルセンター」という病院が千葉にあった。蘇我から千葉に戻り、千葉駅からバスに揺られて20分。そこに「千葉中央メディカルセンター」があった。やっとたどり着いたので喜び勇み受付で入院患者の名前を告げたところ、すぐ返答をしてくれない。そして再度調べた結果、該当者がいないといわれてしまった。2度目なので執拗にく下がったら、患者さんの住所を知っているかと言われ告げたら、間違いなく入院していたが今はいない・・・という返事。何と残念なこと。自宅に電話をしても相変わらず留守電。無駄足になってしまった。来年改めて情報を整理して仕切り直しとなった。先輩が元気でいることを願って!
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