ミッドタウン
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沢山の人でごった返す美術館で食事をするのは至難の業。展覧会に慣れた彼女が事前に美術館からちょっと離れたミッドタウンのレストランに予約を入れていておいてくれた。ミッドタウンはショピングセンター、オフィスビル、ホテル、サントリー美術館、ホール、公園など多様な施設でつい最近開業したかと思っていたが、2007年の開業とあるから既に9年も経過している。
全体計画をニューヨークを中心に活躍しているスキッドモア・オーウイングズ・アンド・メリルが担当したというからやはり発想が違う。今回のランチは公園の中のイタリアンレストラン。外側を周ってもダイレクトに行かれたが、田舎者ゆえ、敢えてビルを通過して外に出た。こんなチャンスでもなければ我々には訪れるチャンスがない。店内は想像していたほどお客様の数が多くなかった。高級店がずらりと並び、僕には全くご縁がなさそう。
これで商売が成り立つのかと思ってしまうのは貧乏根性丸出しの僕の発想故だ。僕たちが行った時間帯が昼間だから、ひょっとすると時間帯が違うと全く違った世界が登場するのかもしれない。ミッドタウンのイルミネーションはよくテレビで見る。それを裏付けるかのように建物の周囲の樹木は細かな配線だらけ。夜の種明かしを昼間見てしまうと何となく白けてしまう。
とはいえ周囲はまるでヨーロッパかニューヨークの街を歩いているかのような素敵なムードだった。予約したイタリアンのお店は公園の隅にあった。