元東伏見宮別邸
あけの星幼稚園東伏見宮の跡玄関
東側西側部屋
床灯り屋上への周り階段
葉山は海と山のある保養地として栄えてきた。だから昔は知名人の別荘や大企業の保養所が沢山あった。時代と共に少しずつ減って、今では余り目立たなくなってしまった。
先日、高校時代の親友が旧東伏見宮別邸でチャリティースピーチをするというので仲間たちと応援に行った。
国道134号線に面して小学校、消防署、少し引っ込んで町役場などが並ぶ葉山の目貫道路に昔から有名な「あけの星幼稚園」がある。
年中、園の前は通過しているのだが、幼稚園には縁が無くなってしまった身ゆえいつも素通りしていた。
今回のスピーチ会場はその幼稚園の奥の庭に建っている旧東伏見宮別邸。通りからは見えにくかったので知らなかったが大正3年に出来たというから102歳。白い大きな2階建ての建物。2階建てと言っても1階の高さが今の住宅と比べたら2倍はあるから高さから言ったら4階建てに匹敵する。現在はあけの星幼稚園(イエズス会孝女会修道院)が管理しているが歴史あるこの建物を後世に残そうと頑張っている。今回のスピーチもその資金集めのものだった。シスターヨランダさんの案内で102歳の建物の中を見せてもらった。寄木の床、照明器具、屋上に通じる周り階段などなどコロニアル風の素敵な別邸だった。