９月２５日の朝日新聞「天声人語」に秋を彩るハギのことが書かれていた。
我が家にも植えてあるのだが、葉だけは立派なのだがピンクの花がなかなか思うように咲かない。そんな折、天声人語に「花もいいが、小判形の葉も可愛い。じっくり葉を眺めると、直径１センチほどの丸い穴があいていた・・・」と第一段落に書かれていた。
因みに今日アップした我が家のハギの可愛い葉を見ていただきたい。小判形の葉のところどころに丸い穴が開いている。僕が空けた訳ではない。天声人語によるとハチの仲間のハキリバチの仕業だという。あごでハギやバラなどの葉片を切り取り、竹筒や地中へ運んでコップ形の巣をつくる。コップの中に産卵をするのだが、そのコップ形の巣の穴部分を葉片で蓋をするのだという。ファーブルの著書にも書かれているのだが、ハチの部屋の壁は楕円形、蓋は円形、上下に詰めるのは不規則な形にハギの葉を切り取りハキリバチが巣作りをしていることを初めて知った。