



ギリシャの国花「アカンサス」。我が家でも草の仲間では超巨大。
アザミに似た大きな葉を茂らせ、5本の花を咲かせる太い茎が伸びた。花はご覧のようにとても地味な色の組み合わせだ。以前にも書いたことがあるが、「アカンサス模様」という言葉がある。
装飾模様で建築物や内装の装飾として用いられている。ギリシャのコリント様式やローマのコンポジット様式の柱頭の絵を見ると納得できる。
花は茎の真ん中あたりから3つずつ並んで咲き、上に向かって14~15位階段のように並んでいる。一見高層ビルを想像させるから建築家好みの面白い草だ。
コメント
コメント一覧 (3)
アカンサスが入った俳句があることを初めて知りました。
ましてや吉村公三郎さんとは。
ひょっとすると若い年代の方はご存じないかもしれないので、吉村公三郎さんのこと
をメモっておきます。
昭和期に大活躍した日本の映画監督さん。特に女性映画の名匠として知られています。女優の魅力を引き出す演出に長けていて、多くの名作を世に送り出しました。