茶席の床
椿の花が
毎月2回、北鎌倉の円覚寺・龍隠庵でお茶のお稽古をしている。
毎回、茶室をお借りする龍隠庵は円覚寺の中にある19の塔頭の一つ。かの有名な鈴木大拙先生が住んでおられたと伝えられている茶室だ。我々のグループ名は戯風(風と戯れる意味)と言いヨット乗りの集まりだ。今回は8人のおじさんが集まった。遠くは埼玉、千葉からやってくる。
茶室の床は事前に住職さんが準備して下さる。
今回の軸は先代の円覚寺足立管長の軸。禅語で「曠然自適」と書かれている。禅語の中の「松老雲閑 曠然自適」からとられ、老いた松のように静かに流れる雲のような心境でおおらかに心に任せて悠々と生きるという意味だと住職さんから説明を受けた。
そうありたいと願うがその境地になかなか届かない。