その昔、園芸店でメドーセージ(サルビア・ガラニチカ)の鉢に出会い、紫色の花が可愛いので何カ所かに分散させて植えた。
ところがその勢いたるや強健でどんどんスペースを広げていく。このままでは庭中、メドーセージに占拠されそうになったので、一か所に絞り込んだ。その場所が我が家の車の切り返しのコーナー横。しかし、ここでも元気に育ちすぎ、横にはみ出して来る。最近の車はちょっとした出っ張りにも敏感で、車の切り返し時に車の警報音が「ピーピー」なるばかりかブレーキもかかる。あまりにもうるさいので、伸びすぎた枝を何度も刈り込んだ。
ところが、刈り込めば刈り込むほど紫色の花が咲く。不思議に思って調べたら、開花期に切り戻しをするともっと長い間、花が楽しめるという特徴があることが分かった。
メドーセージは中南米原産のシソ科の多年草。地下茎で増えるのだが、育てる範囲を絞りこまないと庭がメドーセージに占拠される。
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