



梅雨の鬱陶しさを吹き飛ばすかのように鮮やかな花を咲かせるムラサキツユクサ。
3枚の花弁を広げ、朝露を浴びている姿は何ともしっとりとして美しい。梅雨の時期に咲く花とは思えない不思議な魅力がある。雄蕊がひげ状で少しずつ赤や青に色づいてくる。
朝の新鮮な姿にインパクトがあるのでもう一度見たいと思って花に近ずくと、意外や意外美しい姿を見せてくれる時間は実に短い。晴れた暑い日は午前中で終わり。午後はしっかり萎んでしまう。それでいて雨の日や曇天には夕方まで花が開いている。雨が大好きな花と言う変わり者。こんな花もあって良い。日本の季節にぴったりあっていて、和風に見えるので、日本原産のように思うが、何とムラサキツユクサは北アメリカ育ちなのも不思議だ。
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