綿毛
綿毛の集団西洋タンポポ
春を知らせる使者のように、未だ地面に雑草も生えない時期から咲き出すタンポポ。
花のない時期に黄色い花を咲かせるからどうしても注目する。たった1本のタンポポが咲いて喜んでいたら、あっという間に庭中に咲き乱れ、雑草と化した。数あるタンポポの中でも我が家のタンポポはセイヨウタンポポ。セイヨウタンポポの特徴は花の下の部分がめくれて反り返っている。
この辺に咲いているタンポポは殆どがセイヨウタンポポのようだ。
タンポポは綿毛をつけるまでにタンポポ独特の動きがある。黄色い花が咲き終わると花茎が倒れて実を結び、もう一度立ち上がって球状の白い綿毛をつけ、風に乗って子孫繁栄のために旅立つ。
綿毛もよ~く見てみるとなかなか機能的な構造をしている。綿毛の下側に種をぶら下げて風で旅するとは・・・考えてみれば省エネでなかなかロマンチックな旅だ。