黄色いハンカチ
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1977年、山田洋次監督の「幸福の黄色いハンカチ」という映画が大ヒットした。黄色い旗が沢山並んだ映像がいまでも頭の中に残る。
そんな映像を彷彿とするカットが我が家の家の周りに出現した。ちょっとオーバーだが、庭のあちこちに山の芋の蔓が伸びに伸び、ハートが長く伸びたような形の黄色い葉が風になびいている。
この蔓には夏場に白い花が咲き、秋になるとムカゴがなる。山の芋というとちょっとなじみがないが、自然生(ジネンジョウ)または自然薯(ジネンジョ)と聞くと分かる人が多いのではないか。
最近はスーパーに行けば栽培されている真っすぐなナガイモが売られているから、自然生を苦労して掘る姿をあまり見なくなった。昔は山の中に入ってノミのような道具を担いで行って自然薯を掘って収穫した時代があった。今でも栽培されるナガイモと比べると天然物は各段に美味しいと言われる。
我が家の黄色いハンカチの蔓の根元を掘れば少なからず自然薯が採れると思うが、なかなか体力が追い付かないからせめてムカゴご飯を作るか・・・。