



日本を代表する彫刻家・三沢厚彦さんのANIMALSが今、千葉市立美術館で開催されている。
6月からスタートして、 9月10日までのロングラン。今まで全国各地で開催されていたが、写真だけで実物を見たことがなかった。千葉市立美術館が総力を結集して開催していると聞き、コロナ禍以降の初めての長距離移動をやって来た。片道2時間半の長旅。
三沢厚彦さんは京都生まれ。幼少期から京都や奈良の仏像に親しみ、彫刻家を志す。東京芸術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻を終了。2000年に動物の姿を等身大で彫った木彫をスタート。会場のあちこちに等身大の作品が並び、まるで動物園のよう。でも実際の動物とは違った空想の生き物。メルヘンの世界だった。作品が全てウインドウの中に飾られているのではなくお客様の目の前に飾ってあったから、迫力満点。猛暑が続いても美術館の中は快適なので出かけてみては。
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