


土が良くないともぐらが出てこないと一般的には言われるのだが、我が家の庭の土はすこぶる悪い。粘土質で穴を掘るにも大変な労力がいる。粘土質だから水はけも悪い。庭で育てる植物も穴を掘ったら少し大き目に掘って、栄養のある土を補給してあげないとうまく育たない。
その昔、陶芸を趣味にしている友人が来たので、庭の土で焼き物は出来ないか尋ねたら一笑に付された。
だから土の質についてはかなりの疑心暗鬼なのだが、もぐらだけは食べ物がないためか、庭のあちこちを掘り返している。どういう訳かもぐらが積み上げる土が普段、目にする粘土質の土と全く違うように見える。細かく粉砕されているから違う土のように見えるのか・・・。相変わらずもぐら塚が出来る場所は敷石の周りとか芝生の縁とか境界線上。ヒガンバナが毎年咲く領域には近づいている形跡がない。
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