サンシュウユ
根元に沢山の葉が落ちた
紅葉の隠れモミジを発見したが、その他に雨風で落ちた葉がないか見たら、サンシュウユの葉が落ちていた。そろそろ丸裸になるタイミングなのか。葉が重いせいか落ちた葉が皆根元に固まっていて、行儀が良い。サンシュウユ(山茱萸と書く)は落葉小高木。その昔、中国から渡ってきた。その昔は薬用植物として植えられていたそうだが、現在は花木として植えられていることが多いのだそうだ。春になると黄色い花が密に咲き、秋になると赤い実がなる。
この実を漢方薬や薬用酒にして飲むというから、現在も原料として使われているかも知れない。
この木を植えるきっかけは「ひえつき節」の歌詞。寂しげだけれど心惹かれるメロディー。それもその筈、那須の大八と鶴富姫の悲恋の歌。ひょっとしたらサンシュウユのことを歌っているのかと思ったら、お恥ずかしい知識不足。歌の中にある歌詞は山椒(サンシュウと歌っている)のことだという。