シュトレン
早速いただいたこんな素敵なラベルで
その昔、ヨットのクルーがクリスマスの時期にシュトレンを持って来てくれたことがある。
田舎者の僕はそれまでシュトレンなる名前を知らなかった。クルーのお嬢さんがさる有名パンメーカーの企画を担当していて、お嬢さんの会社でテスト販売された商品をお父さんが持って来てくれたのだった。パン好きな僕はヨットの中で美味しくいただいた記憶がある。その時にシュトレンがドイツやオランダでは伝統的なクリスマスに食べる食品だということを知った。
最近は1年中売られているのだそうだが、クリスマスに売られるのはクリスマスシュトレンと言い、粉砂糖で覆われたドライフルーツとナッツがいっぱいの贅沢なお菓子であることは変わらない。そんなシュトレンにまたお目にかかった。
親友が最近シュトレン作りに凝っていて、一所懸命作った作品をプレゼントしてくれた。アルミ箔でラッピングし、更に素敵な帯までデザインされている。早速、食べ過ぎないよう薄切りにして味わった。懐かしい味に初めて食べた時のことを思いだした。