カツオのウロコ
イサキとカツオカツオのウロコとりカツオのウロコとり
お刺身にショウガムニエルづくりムニエル完成
9月2回目のお魚さばき方教室「あじの会」が台風第14号一過の翌日開催された。台風14号は長い間九州近辺に停滞していて、なかなかその後の進路が確定しなかったから戦々恐々としていた。特に大型台風だと言われ続けていたので心配していた。お陰様で被害もなく過ぎ去ったので一安心したが、その最中に先生は教材になるお魚を確保するのに必死。
結局、カツオと天然物のブリさらに地元のイサキが手に入った。更に参加者が育てた野菜を持参したので、充分な材料が勢ぞろい。ランチはカツオ、イサキのお刺身とブリのムニエルで美味しく頂戴した。
普段、カツオは切り身では買うことがあるが、1本丸ごと買うことはなかなかない。改めてカツオを見てみたが、普通お魚のウロコは体全体についているのに、カツオは腹びれの周辺、背びれの周辺と限られた箇所に固いウロコが限定的についている。体の下半分は黒いストライブが入っていてウロコは全くない。抵抗がないから泳ぐスピードが抜群に速いと教わった。確かに見ただけで早そうなお魚。それだけに無駄な脂がなく、全体がおいしいのだそうだ。カツオの旬は3月~5月、9月頃三陸沖で獲れたものをご存じ「戻りカツオ」と言って2度目の旬がある。今が正に2度目の旬。そして11月にかけて鹿児島に南下してカツオ漁が終わる。正にカツオは長距離ランナーだ。