


コロナ禍の1年間余りをかけて取り組んできて岩波書店刊「尊厳ある介護」の韓国版翻訳本が完成し、韓国で発売された。日本の判型よりちょっと大きめで263ページもある大作。読者が興味を引くようにセクションごとにカラーページが差し込まれたり、文字の色を変えたりした工夫がされている。
当初は3月半ばに発行予定の連絡がきたので、このブログにアップした。(2022.1.18)僕のブログは毎日、ほんの一握りの方々に支えられている地味なもの。
ところが、アップしてからしばらくして何とこの著者・里村佳子先生からメールが届き、連絡が取れる態勢ができた。本来なら翻訳をさせていただく前段階でご挨拶をし、いろいろと相談すれば良かったのだが、この仕事の流れは2国の出版社と2国のエージェントの細かな打ち合わせで成り立っている。そのために翻訳する人間は静かに潜行してことを進めてきた。たまたま先生が広島から出張される機会があり、横浜でお会いすることが出来た。土曜日の午後、気さくな先生とお話しすることが出来た。
先生にお会いする少し前に韓国で、発売されたという連絡がきた。僕が里村先生にお会いする予定も韓国側にも伝えてあったので、出版社も気を利かせて出来立ての本を国際EMSで急いで送ってくださったのだが、残念、先生とお会いする日には間に合わず翌日になってしまった。現物はなかったのだが、ゲラ刷りコピーなどで説明をさせていただいた。この翻訳本が韓国の介護関係者に少しでもお役に立てるよう、これからの活動のお手伝いのサポートができれば幸せだ。
コメント
コメント一覧 (2)
ありがとうございます。本が少しでも売れるように応援していきます。
宮古島ですか。気をつけて行ってらっしゃい。