

ごみ処理問題は人間が生活している以上、ついて回る。葉山町は小さな町だからいろいろと工夫がされている。昔はごみを収集してくれる場所が町の中に指定されていたが、数年前から戸別収集が実施され、それぞれの家に回収に来てくれる。回収してくれるごみは燃えるゴミとプラスティック類。資源ごみと草や木はブロックごとに場所が指定されている。生ごみは燃えるごみに分類されているが、我が家では町の推奨するコンポストを活用していて、ごみ収集には出していない。庭の端のほうにプラスティックでできている御覧のような容器を埋めている。この容器を埋めると土壌の微生物が働いてくれ、生ごみを分解してくれるのだ。下段の写真が今から8年前に設置したコンポスト。製品名はミラコンポ。冬場は微生物が活発に働かないので、分解が遅いが、微生物が活発に動く時期には1日経つと捨てた生ごみがきれいに消えてしまう。蓋をすると臭いもないから安全なのだが、だいぶ使い込んだので、新規の製品を買い込んだ。2個で1000円。もともとは1万円以上の定価だが、町で補助をしてくれて格安で手に入れることができる。しかし、中にはこの仕組みを悪用する人がいるらしく、購入後、設置状況を町の環境課のスタッフが見回りにくる。生ごみは出るとすぐ、このミラコンポの中に捨てるから回収ごみが減量できるのと、臭いも出ずに助かっている。ミラコンポで作られた土は栄養があるので、時々、草花に活用している。
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