コデマリの足元にタンポポ
1月20日(木)が大寒。二十四節気の一つでとっても寒い日をいうが、「たいかん」とは言わず「だいかん」というところに力が入る。「たいかん」とも読めそうだが、「たいかん」と辞書で引くと「耐寒」などの字がでてくる。寒さに耐えなさいのように見えるから面白い。寒さを強調する意味ではダイカンは力強い。20日の朝は本当に寒かった。
そんな寒さの中、コデマリの足元にタンポポ第一号が咲いた。背丈がちっぽけなのだが、霜にあたりながら黄色い舌状花と呼ばれる小さい花が円盤状に集まって、いかにも一つの花のように見える。黄色く見えているのは沢山の花が集合している姿なのだそうだ。
タンポポは図鑑を見ると多くの種類が掲載されている。しかし、その殆どがセイヨウタンポポと言われている。
確認する方法は総苞の外片がつぼみの時から反り返っているのが特徴だ。本来は3月から9月に咲くと言われているのに、1月の寒い時期に咲くというのはちょっと慌て者だ。