台風の後で
ミソハギ絶好調ミソハギを墓前に
台風が過ぎると「台風一過」という言葉がすぐ飛び出す。幸いにして今回は過ぎた感覚がなかった。その台風が宮城県から秋田県に上陸。かなり勢力が弱まっていたから大きな被害が出なかったと思う。いままでの常識を覆して進んできた台風8号。一瞬天気予報を聞いて身構えたが、大したことがなく通過。今の時代、温暖化も含めて何が起こるか分からないから用心にこしたことはない。
台風接近の翌日の朝、家の周りを点検したが、特に大きな被害はなく、薔薇も無事だった。
しかし、ミソハギだけが昨日まで真っすぐに立っていたのに、風の通り道だったのだろうか地面にひっくり返っていた。未だ花の盛りなので、しっかり立たせようと思ったが、7月28日が僕の弟の誕生日なのを思いだした。悲しい話なのだが亡くなった弟の誕生日にミソハギの花を墓前に捧げてきた。
既に亡くなってから16年。57歳でこの世を去った。
苦労して音楽の道に進み、2004年の大晦日、NHKの仕事が最後になり、正月4日に逝ってしまった。とても残念に思っている。