



朝の時間を知らせるかのように庭の真ん中にあるアーチに絡んだ時計草が数えきれないほどの花を咲かせている。その横にちょっと見、百合に似ているオレンジ色の花が庭のあちこちに咲きだした。特に植えた訳でない。でも家の隣の畑の周辺にはかなり沢山咲いている。以前から何という花だろうとは思っていたが、まさか我が家にも咲くとは予想していなかった。図鑑で調べて見たら、夏の花の中に掲載されていた。
どこかで聞いたことがある「ヤブカンゾウ」。漢字で書くと藪萱草と書く。もともとは日本にはなかったが、有史以前に中国から渡来したとある。有史以前とはこれまた歴史のある植物だ。そんな古かったら渡来したようには思えないが何か証拠があるのだろう。
写真を見ていただくと分かるが花弁がどうなっているのだろうと思ってしまうくらい、ちょっと分かりにくい。これは雄蕊と雌蕊が花弁状になった八重咲きという不思議な構造になっていた。
コメント
コメント一覧 (2)
言われる通り有史以前からあればもっとあちこちで見られてもよいですよね。不思議な花です。