万両
ちょっと見にくいが葉欄をバックに今のこの寒い時期に真っ赤な実をつけている木がある。
特に僕が植えた訳ではなく、これも小鳥たちが種を運んできてくれた産物のようだ。初めはなよなよとしていて、いつ消えてしまうかと思っていたが、少しずつ茎がしっかりして、今やご覧のようにしっかりと太くなってきた。背丈は50cmぐらい。
何せ素晴らしいのは今のような寒い時期に真っ赤な実が鈴なりになっていて、強烈な印象を与える。赤い実だから小鳥たちが食べそうなのだが、それらしい風は見えないのであまり美味しくないのだろう。
さて、この植物の名前だが、どうも万両らしい。
今まで、名前が不確かだったが、今年、千両が見つかったことで比較ができて、図鑑と照らし合わせて判明した。毎年、1月には水仙、蠟梅、椿が咲いている。今年も勿論同じように咲いているのだが、今年から万両が仲間入りした。こんな寒い時期に目を楽しませてくれるなんて、感謝しかない。