半夏生
半夏生半夏生
新型コロナウイルスで終始した6月も後1日で終わる。移動自粛が解除され県境を越えての移動が自由になったが、場所によっては自粛が解除される以前より感染者数が増えていて、またもとに戻ってしまったかのように見えるが、ここでまた制限がかかることはなく、新型コロナウイルスとの共生が我々の日常生活になってきた。
伝染性のあるインフルエンザとも我々は共生してきているが、大きな違いはワクチンが開発されていないこと。さらに質が悪いのはどんどん地域で変化していていろいろなタイプが生み出されているかのようだ。一体どこの国が強力なワクチンを一番で開発できるかが見もの。オリンピックも控えている日本で開発されたら最高なのだが・・・。
七十二候の一つである半夏生。夏至から数えて11日目、今年は7月1日になる。6月18日に咲きはじめの半夏生の姿をアップしたが、今が正にピークで、語呂合わせの半化粧ではなく、お化粧も仕上げの段階。一枚一枚の葉が殆ど真っ白になってきた。そして白かった花が黄色に変わった。この姿がいかにもこれから飛び立つ白鳥みたいに見える。新型コロナウイルス禍から早く脱出したいと訴えているかのようにも見えてしまうのは僕の願望でもある。