



昨年、第二次世界大戦中日本で命を落とした英連邦戦没者をともらう墓地を訪れた。名前は薄々知ってはいたが、訪ねたのは初めて。日本の墓地と違って、芝生が敷き詰められた広大な敷地には日本で命を落とした英国連邦の方々のお墓が並んでいた。そのお墓に彫られていた名前、職業そして年齢を見て戦争は絶対に起こしてはならないと改めて思った。
それぞれのお墓には手入れの行き届いたバラが植えられていて、きれいな花を咲かせている時期だったから遠い故国を思いながら亡くなっていった若者たちの姿を想像するととてもやりきれない気持ちになった。
たまたま墓地の端に植えられていたブラシの木には真っ赤な大きなブラシが咲いていて、とても印象に残った。以前から面白い植物だなとは思っていたが、その後、園芸売り場にあったブラシの木を見つけ、さっそく手に入れ、オオデマリの横に植えてみた。
まだまだ頼りない茎の太さだが、その先にこれからブラシになるらしい赤い蕾が沢山出来ている。英連邦墓地で見たブラシは20cmはありそうな大きな赤いブラシ。あんな大きなブラシにこれから成長するのだろうかちょと信じられない。花が咲くたびに思い出が甦る花が一つ増えそうだ。
コメント
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や~忘れていました。挿し木の時期は6月~7月。ちょうどタイミングが良いので挿し木に適する枝をお送りしますのでご安心ください。