雨の龍隠庵
10月のお茶のお稽古はハプニングがあった。毎月2回なのだが、1回目の10月8日はどういう訳か参加者が3人になってしまい、お稽古が中止になった。今まで20年間以上やっていて初めてのこと。実は僕も風邪を引いてしまい欠席した。中止になったことで水屋当番は1回目のWさんが引き継いだ。生憎、2回目は小雨模様。いつもだと茶室のお掃除と外回りのお掃除の2手に分かれて作業をしてからお稽古にはいるのだが、外回りは作業中止。実は今回のお稽古は風炉点前の最後の日。11月からはお稽古も炉点前に移る。お茶の世界では冬のバージョンになる。風炉点前最後のお稽古とあって代表が炭手前を披露。その後、水屋当番のWさんが濃茶を点てた。その他の人たちは全員薄茶を点てる亭主になるのだが、実は僕は今回お客さまだけやって亭主にはならなかった。風邪はどうやら治ったのだが、左足の膝が何とも調子が悪い。亭主になって正座が出来ず、無理をしてさらにこじらせては元も子もないので今回はお客さまに徹した。
今回で風炉点前が終わり、次回の風炉点前は5月になるから本当はやっておきたかったが、断念!復習をしておかないと細かなところを忘れそう。