銀杏の俎板
お茶仲間のHさんは東京杉並在住。大きな敷地には大木が何本もある。新しい建物を建てるにあたって直径90cmもある銀杏の木を切らなければならなくなり、1年近く前に切り倒した。以前からそんな話を聞いていたが、長い間庭の神木のような木を切るのがよほど辛かったに違いない。切り倒した大木は1年間乾燥させた後、お茶仲間のメーリングリストにこんなメールが届いた。
「敷地の銀杏の大木を止む無く切ることになりました。その木から『供養まな板』なるものを作りました。ご近所の皆様にも配りました。皆様にもお裾分けですがご用意が出来ましたのでお受け取りいただけたら幸甚です」という訳で全員でいただいた。人数分あったまな板を歳の順で好きなものを選んだ。僕は3番目。家に帰ってきて計ってみたら横が57cm縦25cm厚さ4cmの立派なもの。
この手のまな板はお魚の教室では使っているが、自宅では大きなお魚はさばいたことがないから我が家では使ったことがない。いつかまな板のためにも新鮮な大きなお魚が手に入ったら自宅でさばいてみたい。
取り敢えずお魚の料理教室「あじの会」にMYまな板を持参して使うことも良いアイディアかな。