ノミエさんの詩
お礼のメッセージノミエさんからの色紙
韓国に関係したお話が続きます。
今年の10月11日のブログに詩を翻訳した話を載せてある。夏に韓国の日本語勉強会グループの一人ノミエさんから詩が送られてきた。その詩を翻訳をして欲しいとリクエスト付き。初めは恐れ多く躊躇していたが、ノミエさんの詩に取り組んだ姿勢を何度も何度も伺って日本語に翻訳してみた。ノミエさんも日本語を一所懸命勉強していて、その実力は大したものだから、僕などに依頼しなくても充分日本語に訳せる。敢えて僕との共同作業を望んだ背景には日韓の交流会でこの詩を発表することが決まったからだった。苦心の挙句出来上がった拙い僕の日本語訳をとても気に入ってくれ、目下認知症で老人ホームに入っていられるお母さんの若かりし頃の写真に詩を刷りこみ送ってきてくれた。
その後、無事この詩の発表会が終了したが、今回、野草の写真に詩を刷りこみ額装して我が家に送ってくれた。ノミエさんはとても多彩な方で、韓国のラジオのパーソナリティー、趣味で野山の野草を撮影したり、絵も描いている。毎週土曜日には日本語の勉強会にも熱心に取り組んでいて時々、読んでいて理解できない事があると質問がくる。それもかなり難しい質問だ。因みに今は岩波書店刊 宮本常一著「忘れられた日本人」に取り組んでいる。