



韓国の税関庁に勤める유인주(柳)さんにヨットがご縁で知り合いあって約10年。彼の熱烈なリクエストで日本語の勉強会を続けてきた。教材は日本の新聞のコラム。初めは朝日新聞の天声人語だけだったが段々エスカレートして今は天声人語、読売新聞の編集手帳、毎日の余録、更に小説を教材にしている。初めは毎日のコラムをプリントして用紙を積みっぱなしにしていたが、5年ぐらい前から100円ショップで買った40ページ綴りのノートに貼ってきた。40ページにコラムを貼っていくから1冊が終わる40日目には2倍の厚さの80頁に膨れ上がる。先方から質問されたことをメモしたり、あやふやなことを事前に調べたりと自分自身の勉強になるから続けてこられたものの、自分自身大した力がないことは分かっているから教えるだけの姿勢だったらきっと長続きはしなかっただろう。
以前はコラムを貼りつけたノートを積み上げていたが、古いノートをいつまでも保管していても活用しないので少し溜まっては処分しているから今はノートの表紙に書かれたナンバーだけが歴史の証。このノートを頼りに朝晩勉強会を続けているのでお相手の우인주さんは日本人以上の語学力。平成最後の12月末に47冊目のノートに交換した。
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