甘樫丘から
桜の狂い咲き落ち葉が敷き詰められた展望台見事なピラカンサスの木
石舞台を堪能してからまた西側に向かい橿原神宮駅を目指した。最後は橿原神宮駅から近鉄で京都に出て夕方の新幹線に乗るのだが、その前に駅前にある樫原神宮を見ようということになった。その途中で立ち寄ったのがこの甘樫地区。明日香村が一望できる山の頂上が展望台となっている。展望台と言っても何か設備があるわけではなかった。観光地の展望台というと茶店があり有料の望遠鏡が並んだりするところが殆どだが、ここは小高い丘。自然でなかなか良い。自転車は駐輪場に置いて20分ほど上り坂を歩いた。坂道にはこの地独特の植物が生えていて植物園のよう。展望台には落ち葉が一面に敷き詰められたように落ちていたが、周囲だけは掃き寄せられていた。ここからの明日香村の田園風景が何とも素晴らしかった。高層ビルがない風景を見るのは久しぶりだ。