






飛鳥で是非見てみたいと思っていたのが、最近よく話題になる石舞台。天武・持統天皇陵を後に石舞台にむけて東に向かって走っていたら、橘寺の前を通った。仲間の一人が昔友達と来たことがあると叫んだ。ここを通過してしまっては罰が当たると橘寺のスロープを上った。アシスト付きの自転車は全く力を入れなくても登ってくれた。やはりウイークデーだったこともあり、人けがほとんどない。
橘寺は今もお世話になっている聖徳太子の生誕の地とされているところだ。明日香村の天台宗のお寺だ。正称は上宮皇院菩提寺。606年に聖徳太子が建てたと伝えられているが、本当は天智天皇の頃のものだということが分かっている。ここが歴史の面白いところ。その後、荒廃してしまったが、幕末から明治初年になって再興したものだそうだ。今また観音堂の修復工事が計画されていて、浄財を集めていた。目標額一億三千五百万円。聖徳太子だったら集まりそうな気がするが・・・。僕たちは僅かなおさい銭のみだったが。
「聖徳太子聖徳太子」と騒がれている割にはそんなにスポットが当たっていないように見えたのはなぜだろう。
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