竹の子の取り損ね
これは竹の子が伸びたもの取り損ねた竹の子最近はめっきり細身
竹やぶの作業は一通り終了したのだが、時々チェックしないと竹の子が伸びてまた立派な竹になる。必要以外のところには竹を生やしたくないから竹の子のうちに伐採してしまった方が楽だ。竹の子の生える時期には竹の子を採るのだが、取り損ねた竹の子の成長は実に早い。あっという間に2mにはなってしまう。今まで知らなかったが、竹の子から大きく成長する竹の太さは考えられないくらい太い。余りにも太いのでメジャーで測ってみたら20cmもあったと以前書いたことがある。こんな太い竹が次から次に生えたら大変だと思っていたが、暫く経って見てみると竹が段々と収縮し細くなって来る。竹の子の時代は水分でパンパンになっている。だから採り損ねた竹の子が大きくなって切り倒すとまるでゴムででも出来ているように柔らかく弾力がある。竹鋸で切るのも簡単に切れる。ここに横たわっている竹も直径が20cmもあった。まるで立派な竹の子のように見えるが竹の子でもなく竹でもない不思議な植物だ。ところが水分たっぷりに太くなるのは竹の子の収穫期の4月だけ。それを過ぎると今度はまるで細い棒のような竹の子になる。下段右端の写真は採り損ねた5月の竹の子が成長したもの。まるで糸みたいに見える。