梅の花
僕は昔から食べる物が何でもおいしく思うたちで、作る人にとっては張り合いのない種族なのだと思う。ただ、まず過ぎるとこれはまずいということが分かるから必ずしも味音痴ではなさそうだ。どうせ食べるなら美味しいものを食べたほうが良いに決まっているし、これからの食べる回数を考えたら余計そう思う。
数年前からこだわって取り寄せている物がいくつかある。一つはお米。たまたま現役時代お世話になった先輩の親戚が新潟魚沼で大きなお米問屋さんをやっていて、ここで取り寄せたお米が抜群に美味しかったので大した量を食べている訳ではないが定期的に取り寄せているリピーターだ。2つ目はりんご。長野の農家からいただいたのが新鮮で良かったからここもお得意さんになった。つい最近は伊東の水産会社のお魚の開き。これが抜群に美味しいので定期的に取り寄せている。お魚は開きの勉強をしているから自分でもできるのだが、どこかコツがあるらしく僕の作る開きより数段美味しい。流石プロだとリスペクトしている。
今日の写真は食にこだわっている友人の写真をお借りした。毎年梅を取り寄せているのだそうだが、梅が届いたらその中に梅の小枝が数本入っていて、水に浸けると花が咲くという説明があったのだそうだ。友人はアドバイスの通りグラスに浸けておいたら梅が咲いたというメールが送られてきた。小枝を送ってきた業者さんも咲かせた梅の写真を送ってきた友人もなかなか粋なこと。