恒例のお餅つきのお手伝いに行った。場所はいつもお茶のお稽古でお世話になっている円覚寺龍隠庵。毎年12月28日、29日に行う恒例の行事。僕は初日の都合が良かったので初日だけお手伝いすることにした。お茶の仲間も2日間にわたって都合の良い日にお手伝いする。今回は約200kg位のお米が目標になった。臼の数にしたら気が遠く成る数になる。4時になると薄暗くなってしまうのでせいぜい午後3時までが限度。その限られた時間内で何十臼をつかなければならないからかなりのピッチでこなさなすことになる。そのためにお手伝いの方々の数は実に多い。初日の28日も住職のファン、応援者、檀家さんら総勢50人以上。2日目になると更に増えて例年延べ数で250人を越えるという。
初日は仕込みだけだと思っていたら、20数臼のお餅をつくことが分かった。お餅が出来るまでにはいろいろな役割があり、総ての作業を体験したかったが、僕のように大きな体をしているとどうしてもつき手をやらざるを得ない。普段こんな重労働はやらないから休み休みやったものの結局、今回は20回の出番があり、合計400回はつく結果になった。若いとすぐ後遺症が出るが、老人は少し時間が経ってから発症するから困りもの。写真中段はお供え餅やのしもちを作っているところを撮ったが、中段右端はのしもちを作っているところ。これは新兵器でビニールの袋につきたての餅を入れて袋の中で平らにして最後は袋の線にそって包丁をいれる。この新兵器の活用でカビの発生が抑えられるとか。帰りがけに小さなお供え餅を一ついただいてきた。
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