やっちゃんの珈琲たいむ

2025年10月

接続コード
以前(大分時間が経っている)韓国を訪ねた時にはなかったが今回はホテルの部屋にご覧のような付属品が用意されていた。
僕のキャリーバックの中には何種類かのコンセントがある。最近はスマホの普及でホテルも色々とお客様の要望が多かったのだろう。色々な大きさの接続付属品が揃っていたので、持って行った付属品は全く役だたず無用の長物になった。
スマホの普及で最近は良く充電器から出火する事故が多発している。空港でもスマホの充電器はバックに入れずに手荷物の方に入れるよう指導され、更に手荷物の中でも充電器は別口にしてビニールの袋に入れるようアナンスされていた。どうすると充電器から発火するのか誰でも遭遇しそうなことだったので帰国するまでドギマギした。
因みに今回の旅では期間中eSIMを借りた。LINEが使えたのでeSIMはうまく活用できなかったかも。

国立現在美術館ソウル館
美術館周辺美術館周辺のお店美術館周辺を散歩
今回の旅は翻訳研究会の方々が手分けをして毎日案内係をしてくれるという大変ゴージャスな旅。その第1日目はNさん、Cさん、Sさんの3人。Nさん(美術館の前に立つ)は以前にはラジオ番組でパーソナリティーを務めていて、僕もその番組に出演したことがある。滞在していたホテルに比較的近かったこともあり、朝食を持って迎えに来てくれ、国立現在美術館ソウル館でCさん、Sさんと合流した。
美術館では次の3つの展覧会が開催されていた。
①今年の作家賞2025②キム・チャンヨル展③MMCAXLG OLEDシリーズ2025-TZUSOO
ソウル館の入口は小さく見えたのだが、中に入ったら天井高が高く奥行きが広く素晴らしい展示室が連なっていた。今年の作家賞2025は韓国の現在美術を牽引する若手、中堅作家による競作展。多様な表現が並ぶいかにも現在作家展だった。
2つ目のキム・チャンヨル展は水滴の絵画で知られる故キム・チャンヨルの回顧展。哲学的問いを含んだ作品群が展示された見事な展覧会だった。
最後の長いタイトル展は現在美術の可能性を追求した自由奔放な展覧会。3つの会場を回るだけでへとへと。昼過ぎに近くの街並みを見ながら、レストランでランチを食べ3時過ぎに解散。

親友の家で
高級アパート高級アパート元競馬場が公園に
ゴルフ練習場公園の中の運動場バスケットコート
到着の翌日は日曜日。もう20年近くお付き合いしているYさんと会う約束をした。彼は元税関の公務員。以前は翻訳研究会に所属していた。現在はリタイヤして、高級住宅地の中にあるゴルフ練習練習場でアルバイトをして3年になる。現在も日本語の勉強のために夜、毎週3回ZOOMを使って勉強会をしている仲間だ。だから出発前にもZOOMで会っていた。便利な世の中だ。
アルバイトの仕事がとても楽しいらしく、高級住宅街の中にある公園の横に作られたゴルフ練習場を案内してくれた。隣接する公園には健康志向の韓国らしく運動をするスペースが沢山あり、高齢者が散歩したり、運動している姿が印象的だった。
その後、彼の家へ。一人息子さんに2人目のお子さんが出来たばかりで、息子さんのお嫁さんは産後の施設に入所中。お祝いをするにはちょうどタイミングが良かった。





























WOWPASS
コロナ禍前に韓国には何度かお邪魔しているが、日本のスイカのようなTmoneyカード(写真下側のカード)があり、交通費が安い韓国では1枚あると電車、地下鉄、バスにも乗れて至極便利なカードだった。その後、このカードが進化しWOWPASSカードが登場した。
交通カードの機能にクレジットカード機能が付いた。だから1枚あると電車、地下鉄、バス、タクシーに乗れ、買い物ができ食事も出来る。出かける前に日本でこのカードを申請した。
このカードは両替が不要。スマホでカードの残高をチェックして自分の銀行口座からカードにチャージするようになっている。
一枚あれば滞在中、全く不便なことはなかった。韓国はデジタル化が日本より進んでいる。どんな田舎に行ってもこのカードが使えたのが凄い。だから滞在期間お金の姿を一度も見なかった。以前は空港や繁華街の両替所などで両替をしていたが今回は一度もしなかった。

boarding pass
待ち合わせスカイライナーでほぼ定刻で
久しぶりに韓国に出かけることになった。
年齢を考えて、もう外国に行くことはないだろうとパスポートも仕舞いっぱなしで、有効期限も見たことが無かった。そこへ韓国放送大学の翻訳研究会のお招きを受け、出かけることに。
慌ててしまいっ放しのパスポートを見たら、既に有効期限切れ。慌てて、5年物のパスポートを取得した。
しかし、その後はアナログ人間にとって苦労の連続。海外に行ったのはコロナ禍の前。その後の数年間で世の中の仕組みがデジタル化しているのは知っていたが、老人には分からないことだらけ。飛行機チケットの予約と取得、出入国手続き、ホテルの予約などなど全てスマホ1本。自分のスマホの機能も良く分かっていない老人では何もできないことが判明。今回はたまたま娘が別口で出かける予定があったため、僕が娘にあわせ東京の高田馬場で待ち合わせ、日暮里まで行って、スカイライナーで前泊の成田に行くという珍しいルートを選択せざるをえなかった。お陰様で無事、仁川に到着。アナログ人間は何せ書いたものが無いと理解できない。チケットはスマホの中にある。(上の写真)

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