やっちゃんの珈琲たいむ

2025年06月

山百合が咲く
蕾が開花準備中山百合が咲く山百合
今日で6月も終了。あれよあれよという間に半年が終わった。
そんな境目の時季、山百合が咲いた。山百合は神奈川県の花。でも里山がどんどん開発されてしまい、自然体の山百合を見ることは少なくなった。そんな中、我が家の玄関前の斜面地には昔から
10数株の山百合が咲いている。
古き良き時代の思い出を少しでも残そうと眺めて来たのだが、力が入りすぎて自然体の山百合らしさが消えてしまった。そこで2年前から出来るだけ手を掛けずに育てようと方針転換。
お陰様で昨年は山の中で育つ山百合の姿を見ることが出来た。
今年もそろそろと眺めたいたのだが、手を掛けられなかった山百合はうっそうと茂るカヤの隙間に咲いていた。近づくと山百合独特の芳香を放っている。

お化粧が始まった
半夏生お化粧前
その昔、お茶のお師匠さんからいただいた半夏生。「短時間に増えるからよく考えて植えた方が良いですよ」というアドバイス付きでいただいた。
確かに確かに・・・毎年毎年半夏生のスペースが増えていき、今や横幅3m。
でも今のところ半夏生になった株は2つぐらい。後は雑草のよう。半夏生の開花は7月だから今、白くなった2つは早熟。
半夏生と言われるだけあって、葉の下半分が白くなるのが特徴だが、中には殆ど一枚が白く変化するものもある。(下段左)半夏生は花弁のない小さな花が長さ10cm~15cmの穂になってつく。花穂は初めは垂れているが開花するにつれ、立ち上がる。

オニユリが倒れた
オニユリが倒れた頑張る1本ナンテンの花
3年ぐらい前までは半化粧の林の中から1本だけオニユリが顔を出していた。
しかし、一昨年、いきなり2本のオニユリが競争するかのように並ぶようになった。今年も2本が元気よく伸び、沢山の蕾が並んで開花を待っていた。ところがところが、今週の火曜日に1本しか見えなくなった。
ちょっと様子が違うので近づいて見たら、先輩のオニユリが周りを囲んでいる半夏生の林の中に倒れ、横たわっていた。根元を見ると茎の途中から折れている。
故意に折られたのだはなく、虫の仕業?だろうか・・・。残念だけれど諦めざるをえない。
確かな証拠は倒れる前に撮った写真(下段右端)が残っている。今年は新しい仲間に加わった若手のオニユリが独りで頑張る。

大輪のアジサイ
アジサイアジサイアジサイ
そろそろ我が家のアジサイ祭りも終盤。花の下には新しい芽が誕生している。
この後の作業は来年のための剪定が待っている。我が家のアジサイの中でもひときわ大輪なのが、今日見ていただく青紫のガクアジサイだ。
ガクアジサイの構造はちょっと変わっている。この花を見ると誰しも周りの4枚セットの青紫が花だと思う。しかし、これは「装飾花」と言われ花びらではなく、萼が変化したもの。それでは花は?誰しも疑問に思うが、実はこのガクアジサイの本当の花は真ん中にある白とブルーの小さな粒のような部分だ。真ん中の小さな花は雄蕊と雌蕊を持っていて受粉して種を作る。一見花に見える周りの装飾花は虫たちを引き寄せる引き立て役なのだ。

墓地の階段工事
墓地の階段工事庭にキャタピラの跡
6月2度目のお茶のお稽古日。
いつもお稽古の前には使わせていただく茶室、お寺の入口から庭までの階段掃除をやる。特に夏場は暑いので、外回りの掃除は汗だくの作業になる。作務衣に着替えて作業するのだが、作業が終わるとシャワーでも浴びたいくらいだ。
今回も作業を覚悟で早めにお寺を訪ねたら、入り口にトラックが駐車していていつもと様子が違う。階段を上ってみたら庭には小型の重機が入った工事中。後で分かったのだが庭に続くお墓の階段整備の真っ最中だった。何せ長い階段の上にある龍隠庵。小型の重機が大活躍していて、石や土を運ぶために登ったり降りたり。普段は静まり返っているのに、今回は騒音の中でのお稽古を完了。

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