やっちゃんの珈琲たいむ

2025年03月

芝生にムスカリ
ムスカリ芝生にムスカリ
庭の中央にレンガでサークルを作り、真ん中に植えたサンシュウユを囲むように毎年、チュウリップ、シャクヤクそして外円にムスカリのサークルが出来る。サンシュウユとシャクヤクは植えっぱなしなのだが、チューリップとムスカリは球根を掘り上げ、冬前に植えていた。植えっぱなしにすると時間と共に貧相になっていつの間にか消えてしまうからだ。
ところが予期もせぬ風景が今年は出現!
サークル畑を取り囲んでいる芝生からムスカリが続々と顔をだした。芝生に植えた訳ではない。
芝生を奇麗に見せるには相当な手入れが必要だ。雑草は定期的に取って、グリーン一色に出来れば良いのだが、雑草パワーがすごくてなかなか追いつかない。
本来ならムスカリも奇麗さっぱり抜きたいところだが、グリーンの芝生に生えるムスカリがなかなか可愛らしい。暫く様子を見ようか・・・。数えたら33本も。

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菫が咲いている菫が咲いている側にはヤブツバキの花が
3月もあと残すところ1日。こんなタイミングでスミレの花を見つけた。
我が家では特に自分で植えた訳ではない。いわば庭に生えている山野草。まかり間違えれば雑草の部類なのだ。しかし、スミレだけは春に顔を出しても抜いて、捨ててしまうことはない。花が咲き終わるまで大事にされる。本来は陽当たりを好むらしいのだが、我が家のスミレのエリアは半日陰。ちょっと遠慮気味に育っているのもスミレらしい。
スミレの語源は大工道具の「墨壺」に似ているからという。今も大工さんが墨壺を使っているのか定かではないが、子供の頃にはよく見た記憶がある。「墨壺」を古くは「すみいれつぼ」と呼び、この「すみいれつぼ」が短縮して「すみいれ」から「すみれ」になったとよく言われるが、「墨壺」からは想像できない素敵な名前だと思う。

アジサイの葉
3月も残すところあと2日。寒くなったり暑くなったり、季節の境目はお天気の神様も難しい舵とりで苦労する。
冬場に枝が枯れているのかと思わせるほど、ちょっと干からびた姿を見せるアジサイ。3月の後半になって急激に元気を取り戻し、枝の先々から元気な葉が顔を出した。6月になると立派な花を咲かせる予定だから残り2ヶ月の準備態勢に入った。
毎年悩むのは花が咲いた後の剪定。伸び放題にしておくと止めどもなく背丈が伸びてしまう。かと言って伸びた枝をカットしすぎると、翌年の花付きが悪く寂しいアジサイになってしまう。出来ればコンパクトで花が沢山咲くアジサイにしたいのだが、素人ガーディナーがない頭をフル活用。

サンシュウユ満開
サンシュウユ満開
我が家では冬場に黄色い花が咲く木が2本ある。一つは蝋梅。落葉の後に黄色の蝋細工のような花が咲く。続いて葉が出る前に黄色い花を咲かせるサンシュウユの木。3月初めに黄色い花が咲きだしたので咲き始めをアップした。その後、花は咲き続け今まさに満開。サンシュウユの花は小花が30個ほど集まり、直径2~3cmほどの小さな花房(散形花序)を作っている。梅やマンサクが咲くよりちょっと遅い。面白いのは色々な別名を持っている。葉が出る前に黄色い花を咲かせるため、「春黄金花」とも呼ばれ、秋になってグミに似た赤い実を付け珊瑚のように見えるので「アキサンゴ」とも呼ばれる。
更に若い枝の樹皮が薄く剥がれて琥珀のように日光に映えると言われ庭園樹として好まれている。地味な庭園樹だけれど、果実は漢方に使われ、滋養強壮や鎮静作用、利尿作用、疲労回復に効果があるのだそうだ。果実酒やジャム、シロップにも加工できるというから食べられる実がなる木として大事の育ててみたい。

開花宣言
開花宣言開花宣言
退職記念に植えたプラムの木。2002年に小さなビニールの鉢に入った5mm足らずの苗を植えたのだが、今年で23年目。その苗が結構な大木になっている。桜とほぼ同じような時期に花が咲くのだが、気がついたらプラムの花が一気に咲いた。桜の開花だとルールがあるがプラムは適当に・・・。
実がなる木なので、あまり高くなってしまうと手が届かないから手の届く高さで毎年剪定している。だから毎年背丈はあまり変わらない。しかし、毎年成長していて、それがどこに出るかと言うと幹の太さに現れる。
どのくらい成長したのか興味があったので実際にメジャーで幹の周りを測ってみた。驚くなかれ、23年間で根元周りは96cmそして枝分かれしているところでも50cmオーバー。
大分肥満体だ。樹木の生長の早さに驚く。果たして今年はどのくらいの実がなってくれるのか?

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