2025年01月
黄色ついでに




今日は大寒。いかにも寒そうな名前で寒いのが嫌いなわが身としてはちょっと構えてしまう。
大寒とは1年を24等分した二十四節気の最後の暦で、一年で最も寒い時期を指すとある。今日あたりをどん底で少しづつ温かくなってくれれば我慢のしようがあるが、これからさらに寒くなるのはご勘弁を願いたい。
昨日のブログで黄色い看板と黄色い水仙をアップしたが、我が家にはもう一つ黄色い蝋梅があった。蝋梅はご覧のようにすべての葉が枯れて落ちると花が咲く。そして、蜜のような甘い香りを放つ。寒さの中で誰に向けてアピールしているのかと思う。臭いにちょっと鈍感な僕でも蝋梅の臭いは分かるから親しみを増す。蝋梅の花ことばには「奥ゆかしさ」「慈愛」「愛情」などがあるが、これはうつ向いて花が咲くことに由来しているらしいが、それよりも寒さの中で耐え抜いている我慢強さの方が似合いそうな気がする。
黄色の看板と黄色の水仙




このところ、連日寒い日が続いている。
今のところ雨が降ったり雪が降ったりしないのがせめてもの救いだ。そんな我が家に通じる田舎の坂道にいつの間にか黄色い看板が立った。それも一枚ではなく、坂道の途中にもう一つ。この道路は町道。看板は町役場に保管されていて、冬場になると設置されるのだ。確かにこの坂道は雪が降ったり氷が張るとちょっと難所。曲者は山の浸み水が坂の上から流れ出し、道路を凍らせることがあるのだ。過去にも何度か大雪が降ったことがあり、坂道の片側に人が掴まれるようにロープを張ったことがある。それでも滑って怪我をした人がいたくらいだ。車も滑りやすいから慎重には慎重に・・・走るしかない。
そんな道に沿って、今、黄色い元気な水仙が花を咲かせている。早く春が来てくれないかと祈るばかり。
クリスマスローズの今




先日、今まで元気だったメドーセージが急激な寒さにすっかり弱音を吐いてヘナヘナになってしまった。やむなく、春に備えて根元からカットした。ちょうど、その後ろ側にはクリスマスローズの株が3つ横に並んでいる。今までメドーセージが大きな壁を作っていたので、覗かないと姿が見えなかったのだが、前側の壁になっていたメドーセージを足元から無くしたら、「待ってました!」とばかり3株が顔を揃えた。陽当たりもあまり良くないのに、しっかり準備をしていた感じだ。
クリスマスローズが植えてある場所は西側の斜面地。ここは朝方ほんの一時、東側の太陽の光が当たるが昼前には光が当たらなくなり、後は西日が当たる程度の日陰のエリア。東側からの光を受けるようになったので、今までと大分温かさが違う。クリスマスと言う名前がついているのだが開花期は1月から3月。もうすぐ花が咲く。
玄関に整列して春を待つ



我が家の鉢物は殆どが部屋の中にある。一番大きな鉢は月下美人のサボテンの鉢。
次が珈琲の木、ハイビスカスくらい。後は比較的小柄な鉢ばかりだから融通が利く。外に出ている鉢があるのを忘れていた。と言っても、外気には当たるがまともに真冬を受け止める場所ではない。玄関の屋根の下だから寒さは感じられるが霜がダイレクトに降りたり、氷が張ったりなどはなさそうだ。一つは昨年、千葉の友人からいただいたアマリリスの鉢。今まで育てたことがなかったが、ネットで育て方を調べて目下実践中。後は植木屋さんがくれた蘭の一種で名前が分からない3鉢。玄関のタイルの上に風通しを良くする台を置き、その上に鉢を並べた。カエデの落ち葉がやっと終わたので、台の下に隠れていた落ち葉を掃きだしたらご覧の有様。足場が奇麗になったところで、春を待つ。