やっちゃんの珈琲たいむ

2025年01月

センリョウにも赤い実が
センリョウにも赤い実がマンリョウ

早いもので今日で1月も終わり。1月の最後にセンリョウに登場してもらった。
センリョウが赤い実をつけるのは初秋から厳冬を経て初春のころ。我が家のセンリョウの赤い実もすっかりお役目を果たし、僅かに面影を残している。この赤い実は全盛期は10個ぐらいずつまとまってついていたので迫力があったが、今は2,3個がかろうじて残っている。センリョウとナンテンの実は正月の縁起物で生け花の材料に欠かせない存在。我が家のマンリョウもほぼ同じころに赤い実を付けるがセンリョウよりちょっと早い。
センリョウとマンリョウは兄弟姉妹のように言われるが、植物の分類上は全く別の種類で、マンリョウに比べセンリョウは性質が弱いのだそうだ。確かにマンリョウは葉の色も実も頑固そうだ。

昨日の朝
昨日の朝
横浜横須賀道路の向こうの空が明るくなってきた。これは僕の部屋から見える東の空。
もっと正確にいうと1月29日、午前6時51分。日の出から8分後の光景だ。
ヨットに乗って航海していた時には日の出と日の入りがとても気になっていた。シングルハンドの安全な航海は鳥たちと同じように明るい時間帯を有効活用するのがベストだった。日の出を意識して出港し、次の目的港を目指して午後一に入港する尺取虫航海が素人セーラーには安心だった。
現金なもので、船を下りたらすっかり朝寝坊になり、日の出の時間を気にすることも無くなった。
でも小鳥たちは違う。毎日、日の出から日の入りまでの時間を上手~く使っている。
因みに葉山の昨日の日の出は6時43分。そして今日の日の出は6時42分。日の出が1分早くなり、日の入りも1分遅くなっている。小鳥たちにとっては明るい時間が2分ずつ伸びていく。


窓辺のハイビスカス
葉山の外の最低気温が4度と発表された。昨年より2度高いという。
夏場の気温上昇は大変だけれど、冬場は大歓迎の今日この頃。今の時期は花を見つけるのに大変苦労する。庭に無ければ家の中となるのだが、家の中にもそんなにある訳ではない。
そんな中、僕の部屋の出窓に置いてあるハイビスカスがこの寒いのに花を咲かせた。それも一度に3つ。1つか2つだったらアップするつもりはなかったのだが、一度に3つは花を見つけたい僕にとっては感動ものだ。たった一鉢のハイビスカスなのに、去年から今年にかけて総計でいくつ咲いたのだろう。
まだまだ枝の天辺の方には蕾が並んでいるからこれからも期待できる。
恐るべし、真冬のハイビスカス。

小さな木なのに
小さな木なのに小さな木なのに小さな木なのに
オーソドックスなヤブツバキとは似てもにつかわない園芸種のツバキが今日の主人公。
名前は良く分からない。何年か前にお隣のご主人からいただいたもの。お隣のご主人はもともと左官屋さんだった。しかし、とても器用な人で左官屋さんをやりながら巨木の伐採作業を副業にしていた。我が家でもお願いして何本か切り倒してもらったことがある。
元々植木が大好きなご主人。仕事で出かけたお客様の家から珍しい植木をもらって来てはそのお裾分けをいただいた。この椿もその一つ。
元々はヤブツバキなどが掛け合わされて生まれた園芸種だと思うが、紅色と白の不思議な組み合わせが何とも言えない椿を作り出している。未だ1mちょっとの木なのだが、蕾がびっしりついていて、当分の間楽しめそう。

やぶ椿
やぶ椿やぶ椿
冬の厳しい寒さは全ての植物にとってとても大きな試練だ。その中でも毎年、1月になるとポチポチ花を咲かせるのが椿。我が家にはいつの間にか数種類の椿が育っている。
椿の種類は多種多様。特に細かく分類すると数百種にもなるというから驚く。
江戸時代には早くも200種類近くあったと言われ、明治時代には250種類以上になり、海外に紹介されると「カメリア」と言う名で人気を博し、現在のイギリスには「国際ツバキ協会」と言う組織があるほどだ。
今も沢山の園芸品種が開発されているが、その原型になったのがヤブツバキとユキツバキの2種類だという。2種類の原型の一つヤブツバキが昔から西側の斜面地にある。ヤブツバキは一重の紅色の花弁に筒状の黄色い雄しべが特徴だ。最もオーソドックスな姿をしているからすぐ分かる。今年もツバキの元祖ヤブツバキが咲き出した。

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