やっちゃんの珈琲たいむ

2024年11月

ヤツデとポスト
ヤツデの花
カエデの大木の下はいつも陽があまり当たらない。自然界は良く出来ていて、日陰は日陰なりに適する植物がちゃんと育つ。我が家ではヤツデが既得権益を持っているかのように昔から占拠している。ヤツデにとって環境が適しているらしく、まるでジャングルのように増え続けている。その昔はあまり面白みがなく思っていたので、一所懸命数を減らしていたのだが、減らしても日陰の場所にあまり変わる植物が無かったため、最近は手をつけずにいる。ヤツデの葉は人間の掌を開いたような形をしているが、指に当たる部分が7、8裂に分かれていて指の数がちょっと多い。本来は挿し木や株分けで増やすのだそうだが、我が家は何もしないうちに増える。葉が大きいので家の側に植えると家の中が暗くなってしまうので剪定はここがポイントになる。我が家のヤツデは家の反対側にあるからその心配はない。
ちょうど今頃、まるで花火のような白い花が咲く。今年は入り口のポストの横のヤツデがとても元気。郵便屋さんや新聞屋さんを出迎えている。

葉山ハートセンター
富士山をズームアップ
3ヶ月に1度定期検診で通っている病院は相模湾に面している。2階に上がると待合室がある。その窓から見える景色が今日の写真。道路に電信柱が立っていなければ、最高なのだが、残念、太い線が何本か富士山の前を横切っている。温かい時期には富士山もあまりシャープではないが、最近は外気温が大分下がり、風の吹いた翌日には実に素敵に見える。たまたま検診日は風が吹いた翌日。相模湾も寒々とし、空には雲一つなかったから最高のロケーション。
3階から上には入院階もあるから、こういう病室だったら眺めが良のではと考えていたら、高校時代の仲間が「昔、6階に2か月入院したが最高だった!」とホテルにでも泊まっていたかのような感想を述べていた。案の定・・・こういう所だったら、入院するのも悪くはない!??

お茶のお稽古
龍隠庵入り口座禅道場居士林も完成まじか新しい居士林
龍隠庵への道龍隠庵への道龍隠庵
11月もあと3日で終わる。月に2度、北鎌倉円覚寺・龍隠庵へお茶の稽古で通っている。
1年中時間はフリーに使える身なのだが、何故か時間の経つのが早いこと早いこと。お茶の世界でも同じだ。11月からそれまでの風炉釜から炉に変わる。11月早々に炉開きを予定していたのだが、我々のトップが入院することになり、月2回のお稽古の後半に炉開きをすることになった。
お陰様で炉開きはつつがなく終了した。僕は今回、薄茶点前の亭主の順番が回ってきた。久々の炉点前。自分ではきちんと覚えているつもりだが、久々の緊張も手伝って相も変わらず覚えているようで覚えていない所もあり誇り高き反面教師を披露。1歩進んで1歩下がるという繰り返し。それでも楽しいい茶道の世界。







千両も負けじと
千両千両千両
3日前にマンリョウが色づき始めた姿をアップした。マンリョウが色づき始めればセンリョウも負けてはいない。センリョウ、マンリョウと対句のように呼ばれて同一視されるが、植物の分類上は全く別科の植物だ。マンリョウを見てセンリョウを見るとマンリョウは実に地味で目立たない。我が家のセンリョウは西側の斜面地に育つ椿の足元にかなり前からある。このところ樹形が少しずつ良くなり、大きくなってきた。やりっ放しで何も面倒をみていないのだが、育て方を調べてみるとマンリョウと違い、大変神経質。直射日光に弱く、陽当たり度50%くらいの日陰で多少湿気がある場所で育てるなどとある。確かに我が家のセンリョウは偶然にもその条件にぴったり。植物は正直者だ。
冬越しが苦手で、凍結地ではフレームや温室に入れて育てるのだそうだが、我が家は地植えだからそれは無理。しかし、今まで冬越し対策は打った事が無い。こういう出会いもあるのだろう。


ハナミズキの紅葉
ハナミズキの紅葉ハナミズキの紅葉
庭にハナミズキを植えてからずいぶん経つ。しかし、土が悪いのだろうか?いつまで経ってもなかなか大きくならない。それでも今年は昨年に比べると少し成長し、やっとハナミズキらしい木姿になてきた。このところの寒さを感じたと思ったら、急にハナミズキの葉が紅葉し始めた。
我が家には紅葉する植物が無い訳ではないが、数少ない中の1本がハナミズキ。このところTVには各地の紅葉のニュースが頻繁に流れる。朝のニュースを見ていたら、福島県の安達太良山の紅葉の風景が映し出された。ドローンを使った撮影だと思うが、空から撮られた紅葉の山々はけた違い。紅葉、黄葉と色とりどり。
我が家では今のところハナミズキだけが孤軍奮闘。紅葉もチームワークのなせる業か。

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