
ヒガンバナを見つけて興奮して近寄った。普段あまり足を踏み入れない蜘蛛の巣だらけの草むら。その草むらにご覧のような淡紫色の小さな花が長い穂になってつく涼し気な植物を発見。
ヤブラン属のヤブランだ。ちょと日陰で林の下などに生える常緑の多年草。丈夫でよく茂るので公園や庭にもグランドカバーとして植えられるようだ。長い穂の天辺までは約50cm。その周りを幅が1cm位の線形の光沢のある葉が囲む。特に自分で植えた訳ではない。「ヤブ」などと言われてどちらかと言えば雑草に近いが、改めて見直すとなかなか素敵なランの仲間だ。グランドカバーとして使われるくらいだからもう少し群生させると良さそうなので、せめて肥料をプレゼントするところからのスタートを考えた。