やっちゃんの珈琲たいむ

2024年09月

IMG_7781
庭のジャカランタは1mを越えた。花の時期は6月頃だから立派に育って来てもこれからの時期は花は咲かない。霜が下りるまではご覧のようなジャカランタ独特の姿をしているのだが、霜が下りるとすっかり枯れて来年の春まで姿が見えなくなる。ただ地面には根が張っているので温かくなると又芽が出て来て1m位にはなるのだが、花が咲くまで行かずに枯れてしまうのがもどかしい。
温かい地域の植物だということは分かるのだが、熱海の街路樹は毎年ジャカランタの花が咲き、沢山の観光客が集まるので有名だ。どうしたら大きくなり、花が咲くのかどこを調べても分からない不思議な植物だ。

コヨメナ
コヨメナ
雑草が生えまくった玄関の前の傾斜地に菊に似た花が咲いた。
毎年ここに咲く地味な花。田んぼや畔などの湿り気の多い所に生える。高さが50cm~1mになる。菊の花に似ているが、よく耳にする名前・・・ヨメナだ。漢字は「嫁菜」と書く。お嫁さんの名前が付いているけれど葉は長楕円形で縁に粗い鋸歯が互生していて、ちょっといかつい。
しかし、春の若葉は食用となり、美味しいそうだ。自分で食べた感想を言いたいところだが、素人故、野草を食べ勇気はない。若葉が美味しくてしかも優しく美しいことが「嫁菜」ヨメナの名前になった由来だということだ。

ジンジャー
ジンジャー花盛りジンジャー花盛り
家の入口にある薔薇コーナーの一角に今ジンジャーが満開だ。
真っ白な花がちょっと気温が下がった朝に開き、ジンジャーの花の独特な香りが当たり一面に拡がる。この白い花と香りがとても良く似合う。我が家にはジンジャーは2カ所に植えてある。もう一か所は陽当たりの良い東側。しかし、陽当たりの良い東側より今日アップした西側の方が元気が良い。
昔は陽が当たれば植物は何でも育つものだとばかり思っていた時代があったが、意外や意外な植物もある。

ヒガンバナ
ヒガンバナが揃って
今年の秋彼岸の明けは9月25日。
猛暑で開花が遅れたヒガンバナがどうにかぎりぎりで花開いた。
毎年、庭のヒガンバナが咲く場所は大体覚えてはいる。しかし、未だすべての場所には咲いていないが、いつも群生する場所がいち早く復活した。ヒガンバナが群生するくらいだから、環境が合っているのだろう。本当は毎年咲く場所に何か目印を付けておけば、草刈りの時に気がつかずに刈ってしまうような失敗はないのだが、そこまできめの細かな管理はしていない。あとどのくらい咲いてくれるかは分からない。ただ、殆どのヒガンバナが自然に出て来たものだ。
1カ所だけ白いヒガンバナはプラムの木の下に植えた。昨年はちゃんと顔を出したが、今年は未だだ。咲かないで年を越すことはないだろうと思っている。
毎朝、今か今かと地面を覗いているのだが、芽が出てこない。















千両の実
センリョウの今
先日、マンリョウの白い花を紹介した。
ブログを見てくださっている方から「センリョウの花は?」という質問があった。花が咲かなければセンリョウの実がならないから咲いてはいたのだが、ちょっと傾斜のある椿の木の下なので、あまり足を踏み込まない場所。それでも雑草の刈込で定期的に見てはいるのだが、花の記憶がない。色々調べてみたら、花の色は黄緑色で雌蕊の背側に1本の雄蕊が付着し、6月~7月に咲くらしい。ただ花の色が葉の緑と同化してとても分かりにくい花らしいことが分かった。来年の初夏になってしまうが、一度この眼で観察したいと思う。
既に現在は沢山のグリーンの実がなっている。冬場になるとこの実が若々しい赤色に変わる。センリョウの実から想像すると花が地味なのが対照的だ。

このページのトップヘ