やっちゃんの珈琲たいむ

2024年04月

ハナミズキ
ハナミズキハナミズキ
ハナミズキの花が咲く季節になった。
我が家に植えてからずいぶん経つが、土が悪いせいか肥料不足なのかなかなか成長しない。今年も花が咲いたが背丈は去年と余り変わらない感じがする。
ハナミズキはアメリカの各地で見られる花木で日本に来たのは1915年(大正4年)と明確に記録されている。それは日本が合衆国に贈ったワシントン・ポトマック河畔の返礼品として届いたというのがルーツ。昔はアメリカヤマボウシと呼ばれていたものがいつの間にかハナミズキになったらしい。
花びらのように見えるのは総苞片。原種の総苞片は白だが、最近は淡紅色や紅色の園芸品種が良くある。我が家にあるのは白だが、咲き始めはオオデマリのようにグリーンがかっている。頑張って育てねば。



クサイチゴ
クサイチゴ
オオデマリの足元に白い花が咲きだした。写真を撮ろうと思っている中に、雨が降り風が吹いて花びらが飛んでしまった。その後で撮った写真なのでちょっと新鮮味に欠ける。
実はこれは毎年咲いてくれるクサイチゴ。ウエッジウッドを代表するワイルドストロベリーのデザインは野イチゴがモデルだ。イチゴは店で売っているものしか食べたことがないが、野生のイチゴでも食べられるものは沢山ある。その中の一つがクサイチゴ。最近、家の周りにかなり見られるようになった。クサイチゴの葉は3枚セットの葉と5枚セットの葉が生えている。2種類の葉が生えているのも面白いが、白い花が咲くのは3枚セットの葉の先だけ。この花はいずれ赤く熟したクサイチゴがなる。クサイチゴが食べられるというけれど今まで食べたことはない。実がなったら再度ブログにアップする予定。

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散歩コースの途中にある不動滝。流石、雨上がりの後は水量が多く、小さな滝だが水の流れがダイナミック。この滝は葉山のゴルフ場の下に今から数万年前に鍾乳洞ができていて、その中に溜まった水が流れてくると郷土史に書かれている。ゴルフ場が出来る前は水源地としてこの水を飲むことも出来たが、グリーンを通過して地下に溜まる水だから、皆、飲まなくなった。とは言え、水だけ見ているととても奇麗。散歩していると沢ガニが出て来たり、6月になるとホタルが飛んだりする。三浦半島の滝は珍しい。郷土誌によると明治時代から水が涸れたことが無いと記されている。それだけ地下に溜まっている水量もあるのだろう。
水が涸れることなく、いつまでも爽やかな姿を見せ続けて欲しい。

ベニハナマンサクの花
ベニハナマンサクの垣根
今の時期は実に不思議な季節だ。寒さに震えていた時期がほんのちょっと前にあった筈なのに、ちょっと寒さが緩んだと思ったら、いきなりあちこちの花々が一斉に芽を出し、花が咲きだした。
人間だったら霜焼けにでもなりそうな寒さの中でちゃんと春の準備をしている姿勢が素晴らしい。
その昔、家の垣根にベニハナマンサクの垣根が流行したことがあった。早春にピンクの花を咲かせピンクのベルトになる。たまたま園芸店で苗を売っていたので、手に入れた。垣根の延長に植えてみたら、立派に育って垣根の末席を飾っている。ちょうど桜の開花時期とダブる。桜の上品なピンク色と比べると大分色が濃い。面白いのは花の形がその昔、どこの家にもあったハタキに似ているのがレトロだ。

池の中のホテイアオイ
越冬させて出窓のホテイアオイ
池というには余りにもちっぽけな水たまり。しかし、この中には金魚、メダカそしてアメリカザリガニが長い間住んでいる。水面に何もないと隠れる場所がないから、ホテイアオイを浮かせている。流石、浮草と言われるだけあって、小さな水たまりでも風に吹かれてあちこち動き回っている。場所が変わるとちゃんと変わった場所に金魚も移動するから浮草は彼らにとっては頼りになる植物に違いない。
ところが冬にめっぽう弱く、池に浮かせておくと冬場にすっかり枯れてしまい、水草の役には立たない。池が日陰だというのも一因だろう。そのために我が家では昨年から冬場は予備軍を家の中で育て、春になったら池に移動するようにした。そろそろ越冬したホテイアオイを移動する時期がきた。
一方、窓辺の予備軍は増えに増え、初めは3つだったものが今や17個になった。水面のスペースがあればいくらでも増殖するから池の予備軍として、1年中部屋の中でも育てることになってしまった。
ホテイアオイは扱いを間違えると生体系に大きな影響を及ぼす「重点対策外来種」に指定されている。だから扱いは慎重には慎重に。枯れたホテイアオイも堆肥の中に捨て、決して川などには捨てないことだ。

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