


我が家にはオオデマリが早めに植えられて、その後に「デマリ」に大小があるのならと、コデマリの苗を買って植えた。そろそろ10歳になる。初めはあまり元気がなかったので、心配していたが、この2、3年は急成長して、頼りがいのあるコデマリになってきた。オオデマリは初めグリーンの花が咲き、時間と共に真っ白になっていくが、コデマリは初めから真っ白な花が咲く。コデマリらしく、花弁も小さいがその密度が半端ではない。小さな花が丸く集まってつくのを鞠に例えてネーミングされたようだが、素敵な鞠だ。枝が弓なりになって垂れ、そこに鞠が鈴なりになるのが何とも楽しい。子供の時代には我が家にも本物の鞠があったが、大人になってからはそういえば見たことがない。
間もなくオオデマリとの共演が始まる。