やっちゃんの珈琲たいむ

2024年04月

コデマリ
コデマリコデマリ
我が家にはオオデマリが早めに植えられて、その後に「デマリ」に大小があるのならと、コデマリの苗を買って植えた。そろそろ10歳になる。初めはあまり元気がなかったので、心配していたが、この2、3年は急成長して、頼りがいのあるコデマリになってきた。オオデマリは初めグリーンの花が咲き、時間と共に真っ白になっていくが、コデマリは初めから真っ白な花が咲く。コデマリらしく、花弁も小さいがその密度が半端ではない。小さな花が丸く集まってつくのを鞠に例えてネーミングされたようだが、素敵な鞠だ。枝が弓なりになって垂れ、そこに鞠が鈴なりになるのが何とも楽しい。子供の時代には我が家にも本物の鞠があったが、大人になってからはそういえば見たことがない。
間もなくオオデマリとの共演が始まる。

花の下が反り返っていない
長い茎のタンポポ長い茎のタンポポ長い茎のタンポポ
昨日に続いてタンポポの話題を。
我が家で雑草と化したタンポポ。取りあえずセイヨウタンポポだということは判明した。花の下側に特徴があったから、比較的簡単にわかった。タンポポが総てセイヨウタンポポと決めつけて見ていたら、玄関の前の斜面に生えているタンポポがやけに背が高い。セイヨウタンポポと比べると花の下の茎が長いこと長いこと。雄に30cmもある。セイヨウタンポポでも場所によって育ち方が違うのかと思ったのだが、よくよく見たらセイヨウタンポポと花の下側が全く違う。我が家には2種類があることが判明。しかし、この種類が何なのか即、分からない。図鑑と首っ引きで見比べたが、セイヨウタンポポの他に種類があることあること。可能性があるのはエゾタンポポ、カントウタンポポ、カンサイタンポポ、トウカイタンポポだ。タンポポはどういう訳か地域の名前が付いているものが多い。ハンディータイプの図鑑では資料不足。名前が分かるまで時間がかかりそう。

綿毛
綿毛の集団西洋タンポポ
春を知らせる使者のように、未だ地面に雑草も生えない時期から咲き出すタンポポ。
花のない時期に黄色い花を咲かせるからどうしても注目する。たった1本のタンポポが咲いて喜んでいたら、あっという間に庭中に咲き乱れ、雑草と化した。数あるタンポポの中でも我が家のタンポポはセイヨウタンポポ。セイヨウタンポポの特徴は花の下の部分がめくれて反り返っている。
この辺に咲いているタンポポは殆どがセイヨウタンポポのようだ。
タンポポは綿毛をつけるまでにタンポポ独特の動きがある。黄色い花が咲き終わると花茎が倒れて実を結び、もう一度立ち上がって球状の白い綿毛をつけ、風に乗って子孫繁栄のために旅立つ。
綿毛もよ~く見てみるとなかなか機能的な構造をしている。綿毛の下側に種をぶら下げて風で旅するとは・・・考えてみれば省エネでなかなかロマンチックな旅だ。

モミジの花しべ
池の上にもモミジの花がカエデの落とし物
家の西側に昔から巨木が2本並んでいる。年末には紅葉するからモミジと言っていたのだが、植物学的にはカエデが正式で、モミジという言い方は「紅葉(モミジ)する」ことからきた俗称なのだそうだ。
このカエデの木には毎年泣かされる。春の若芽そして年末の紅葉は素敵なのだが、紅葉の後の落葉と春、ちょうど今時に赤みがかった花が咲く。(下段中)
花のバックを飾る黄緑色の葉は新鮮で春そのものなのだが、この花の時期に木の下は濃いピンク色に染まる。花の中のどの部分が落ちてくるのか調べては見るのだが、なかなか分からない。
毎日、落下物を箒で掃かないと落葉同様、風に吹かれてあちこちに入り込む。その量が半端ではない。下段左は池の上をカバーする網戸。このカバーが無かった時には池の水面にこのピンクの落下物や落葉が埋め尽くし、沈殿して腐って、金魚やメダカが生きることが出来なかった。網戸でカバーしてからは水が奇麗になったから問題は解消したのだが、一体、カエデの花の時期に落ちてくる謎の物体は何だろうか?(下段右)
この落下物が終了すると可愛らしいプロペラのような種が登場するのだが・・・。

ライラックの花
ライラックの花ライラックの木
ライラック又の名をリラ。昔からよく聞くロマンチックなネーミングなので是非育ててみたいと手に入れた。庭に植えてから数年が経つ。初め3本植えたのだが、1本は枯れてしまい今は2本が育って現在、身長2m弱。
2年前には沢山の花が咲いたので、これからは沢山の花が毎年咲くものと期待していたのだが、昨年は空振り。今年は1本だけに2つの花が咲いたが、もう一本は咲く気配がない。木の大きさからみてもたった2つしか咲かないのは実に寂しい。どうも神経質そうだ。小学館刊の「庭木と花木」を見ると、もともと寒い地方に適した樹種とあり、関東以南でも開花するが花付きは悪いと書かれている。桃源とかエスタースタレなどの改良品種は暖地でも良く咲くとあるが、苗を買ったときにそのような表示はなかったから改良品種ではなさそうだ。
沢山の花が咲く夢を追いかけて、我慢我慢。

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