やっちゃんの珈琲たいむ

2024年01月

スダチ
葉がない枝が伸びて
あっという間に1ヶ月が終わる。時の速さにただただ驚く。1年の幕開けが能登半島地震というのも厳しいスタートだった。少しでも早く温かくなって、復興のスピードが上がって欲しい。
寒々とした我が家の庭にあるスダチの冬の姿がちょっと哀れ。
昨年、新芽が出てスダチがどんどん成長している時、気が付いたら新しい柔らかな葉が出ていた上の方の枝に、沢山の毛虫がくっついていて、あっという間に長く伸びてる枝の新しい葉が食べられてしまった。葉がなくなるのに比例して毛虫の大きさが大きくなっていたのにもビックリ!
今もそのままの姿で枝だけ上に伸びているが、長さが長くなったわけではなく、冬場を迎えている。早く温かくなって葉がなくなった枝に新しい葉が生えてくれると僕の不手際がカバーでき、バランスが良い木になるのだが、冬場のこの寒さではそんな兆しが全く見えない。
今年は同じ失敗を繰り返さないように新しい葉が出てきたらスダチになった気分で天敵の排除に力を入れなければ。

3種が仲間入り
冬場の寒い日に新しい苗を手に入れても、地植えにするにはちょっとタイミングが悪く、買い方の要領が悪いな…とお思いながらも、我が家で見たことがない木瓜を見つけたので買ってしまった。ついでに沈丁花がいつの間にか消えてしまったので一緒に手に入れた。一つづつ鉢には小さなネームカードが付いていて、その名がなかなか凝っている。
左側から放春花 弥生の袴(ニイバリス)、真ん中は放春花 長寿楽そして右端が沈丁花だ。
放春花という名前に初めてお目にかかった。明らかに木瓜なのだが、最近はこんな縁起の良い名前が付けられている。梅のことを春告草などというが、木瓜は確かに暖かくなると葉より先に花が咲き始める。明るい春の香りを運んでくるのでこんなネーミングになったのだろう。既に我が家には大きくなった放春花が何本か育っている。真冬なので今すぐ地植えにしてしまうのは木瓜と沈丁花に申し訳ないので気候の様子をちょっと見てから地植えにする予定だ。
春の香りを運んでくれる木がまた増えた。

新名瀬港から
葉山の海岸通りを走っていたら、雪を被った富士山が何と美しいこと。富士山ほど被写体として人気があるものを知らない。道路がすいていたので横に一時ストップしてカメラのシャッターを切った。真っ青な空に前日の風で残された雲がパラパラと。何度か撮った写真を見てみたら、もっと大きく写ると思っていた富士山が遥か彼方。富士山ではなく雲を撮ったみたいな写真になった。
西伊豆の安良里港に通っている時には国道134号線で富士山の東側をまず見て、今度は伊豆半島を南下する136号線で富士山の南側を見るという富士山三昧だったが、奇麗に見える季節は冬場に限られていた。正に今の季節。
道路に長い間停車する訳にはいかないのですぐ動いたが、海岸道路を歩く人たちが皆、富士山に向かってカメラを向けていた。ここは葉山の真名瀬港。

クリスマスローズ
クリスマスローズクリスマスローズ
家の西側のスロープにクリスマスローズが植えてある。
真冬なのでなかなか陽がささないのだが、ちゃんと春になると元気を取り戻し年末に花を咲かせるための準備をしてくれる。クリスマスローズを植えるきっかけは北鎌倉の浄智寺の庭に沢山のクリスマスローズが花開いているのを見てからだ。花の名前が洋風なのに咲いている姿は和風に見える不思議な雰囲気にとても興味をひかれた。お寺の庭にも洋風の花が植えてあると初めは思ったが、苔むした庭にクリスマスローズが実に似合っていて素敵だな~と思ったことがある。
我が家の庭はそんな環境ではない。クリスマスローズの花はいつも下を向いて咲いているので、スロープに植えたら、下向きの花でも違った角度で見えるのではという魂胆があたって、結構、堂々と毎年咲いている。寒さのせいか一番右に位置している株は葉が真っ黒。もう少しの辛抱でこの黒い葉にも太陽が降り注ぐ。

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モグラの活動跡モグラの活動跡
モグラのトンネル工事が連日続いている。
寒さと比例しているかのように急激に活動が激しくなった。冬場になって食料不足なのだろうか・・・ぼた山の数がけたたましく多い。掘った土が地表に盛り上げられる。モグラにとっては掘りあげた土を外に出さないと前に進めないから当然の結果なのだが、ぼた山の感覚が最近はかなり短い。我が家の庭は粘土質で土が固く、庭に植物を植える時にはシャベルで穴を掘ることに大変苦労する。しかし、小さな小さなモグラはいとも簡単に穴を掘るのだ。ぼた山になった土をみると粘土質の土とは到底思えない立派な土だ。今のところ、大事にしている植物の根元が荒らされるようなことが無いから良いが植物が被害にあるようなことになったら深刻な問題になる。

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