2023年10月
たった一つの収穫
残り物のイチジク



今年はイチジクがかなり沢山なった。旬の時期にはリスや鳥たちと競争で取りあい、ジャムにして食べた。しかし、夏も終わり、涼しくなってくると成っているイチジクも熟れる気配がないので諦め、後はリスや鳥たちに片づけてもらうつもりでそのまま放置した。ところが、グリーンのままだった筈のイチジクが時々熟れて、鳥やリスたちの格好のフルーツに変身。中には熟れたイチジクが破裂状態になっていた。見た目に汚らしいので処分しようと思ったのだが、ご覧のように今度は残り物を昆虫たちがむしゃぶりついている。これを処分してしまうのも可哀そうなのでこのまま継続。まだまだ木には熟れていないイチジクが相当なっているから暫くはリスと鳥と昆虫の穴場になっているか。
屋根に大きなシラサギ


朝の散歩ルートは時間が一定だから、毎日同じような風景に遭遇する。
早朝なので殆ど人には会うことはないが、たまに会う人は犬の散歩と家の前を掃除している人ぐらい。
そんな中、鳥の大きな羽音でふと屋根の上を見たら、瓦屋根の天辺に大きなサギが止まった。
この家の直ぐ後ろは下山川の上流で相模湾に注いでいる場所だから、サギはいることは知っていたが、川の中で餌をとっている姿しか見たことがなかった。朝食が終わって満腹になった後だろうか?思い切って川から飛び上がり、屋根の上に止まっている姿はちょっと不気味。鳥だから普通は上に見えるのが自然だが、普段、サギを見る角度は道路から5~6mは下にある川の中。人間の慣れというのも身勝手なものだ。
たまたまサギが止まっていた家は被災地の沢山の犬の面倒をみている知り合いの家。早朝だから家主も知らないうちの出来事。