やっちゃんの珈琲たいむ

2023年08月

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ブラシの木ブラシの木
ブラシの木の開花期は5月。猛暑になる前だった。
今年も元気に育って、少しずつ木が大きくなり見上げるような背丈になった。元々ニューカレドニアとかオーストラリアが原産だから暑さには強い。それに2年以上経った木の水やりはやらなくても大丈夫とお墨付きをもらっているので、連日の猛暑も何食わぬ顔をしている。そのブラシの木に遅ればせながら花が咲いた。随分タイミングがズレているが昨年も少し咲いた覚えがある。ただ、一番のシーズンの時に比べるとブラシの大きさが何分の1しかない。それでも赤い花の形が本物のブラシのように見える。本物の時計に見えるトケイソウと我が家の双璧だ。

千両が冬場の準備中
千両千両万両の実
冬場になると赤い実を見せてくれる千両(上、下段左・中)と万両(下段右)。
我が家にはいつの間にか千両と万両が揃った。二つとも「両」がついて親戚のように見えるが特徴は相当違う。万両は固くて細長い葉をしているが千両は若葉のような若々しい色をしている。実も万両は赤い色が濃いのに対して千両は若々しい感じがする。万両の実は下向きなのに対して千両は上向きなど違いを数えればきりがない。寒い時期にクリスマスカラーのように赤と緑のコーディネートで登場するが、猛暑続きの今の姿はご覧のようなグリーン色。ゆっくり冬場の準備をしている。

スダチの今
スダチの今
もう6年も前なのだが、スダチの苗を買って来た。
ところがところがよほど土が悪いのだろう。一所懸命肥料を上げているのだが、なかなか木が育たない。何時まで経ってもまるで盆栽のように小型なのだ。
その盆栽に昨年から実がなるようになった。昨年は3~4個なったのだが、今年は増えるのかと思ったら逆戻り。たったの1個。小さな木にたった1個しかなっていないから、スダチも伸び伸びしている。特にスダチが好きだったわけではなく、実がなる木が楽しそうなので植えた。実がなるのだったらご近所に配りまくるぐらいになれば楽しいのだが・・・今の状況ではおすそわけ出来るまでには相当時間がかかりそう。

ダルマハギ
ダルマハギ
秋の七草は秋の野原に咲く代表的な植物が7つ選ばれている。
昔は得意になって7つをすらすらと言ったが最近は口にすることがなくなったらちょっとたどたどしい。改めて、七草を並べると次のようになる。萩、すすき(薄)葛(くず)撫子(なでしこ)、女郎花(おみなえし)、藤袴(ふじばかま)、桔梗(ききょう)の七種。
一番先頭にあるのが萩。せめて我が家にも秋の七草があったらいいな~と思って数年前に植えたもの。
今年はやけに萩の葉の勢いが良い。
萩にもいろいろ種類があるらしく、僕が手に入れたものは「ダルマハギ」とネームプレートにあった。そのネームプレートの場所からご覧のような葉が出て来て傾斜地を飾っている。萩だと思うがちょっと違うようにも見えて不安だ。
秋の七草を意識するならダルマのつかないただの「萩」の方がしっくりする。

ミズヒキ
ミズヒキミズヒキ
池を囲むようにミズヒキが群生している。陽当たりの良い所よりも半日陰が得意の植物だからホテイアオイ、ヤツデ同様うってつけの場所だ。元々は林などに生える多年草だ。ミズヒキは葉は立派だが、花は細くて長い蔓のような場所に穂になってつく。花期は8月から10月にかけて。毎年咲いてくれるので何気なく眺めてはいたのだが、白く見えたり赤く見えたりしていた。2種類が植えられているものとばかり思っていたが、これは僕の知識不足。花には花弁はなく、花弁状の4個の萼片がある。上にある3個の萼片が赤く、下側の1個は白い。このために、花穂を上から見ると赤く、下から見ると白く見える。これが紅白の水引に例えられた所以だ。話は面倒だが、萼片が4個とも白い種類もある。これをギンミズヒキというが、我が家のミズヒキは赤く見える時もるから典型的なミズヒキのようだ。


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