やっちゃんの珈琲たいむ

2023年06月

今年の山百合第1号
一緒に咲いた百合の蕾がピックがかって
遂に山百合の一号が咲いた。いつもどの百合が咲くかいろいろ想像するのだが、ことしは椿の陰に隠れている細身の茎の山百合が一番最初に咲いた。それからちょっと遅れてスロープの下方で伸びていた百合が薄ピンク色の花を2つ咲かせた。このスロープにはもともと自然の山百合が群生していた。出来るだけ自然の山百合を大事にしていこうと思っていたのだが、その昔、アカプルコを鉢でいただいたことがあり、咲き終わってあから鉢で育てるのが面倒だと思って地植えにした。どうせ地植えにするなら百合の仲間に入れようと考えて、スロープの一番上の方に植えた記憶がある。記憶が確かなら、アカプルコはかなり濃いピンクだった。今年咲いた2つは薄いピンク。イメージとちょっと違う。
その昔、植えた少し濃いめのピンクのアカプルコが一番上の方で咲けば記憶が正しいことになる。上の方の蕾を見たらほんのりピンク色。それも1本だけではない。咲いてみてのお楽しみ。
初めに咲いた2輪は何者だろう。

南天の花
南天の花南天の花
家の入口に南天の塊が2カ所にある。
見通しが悪いのでいつも短めにカットしていたのだが、上をカットしてしてしまうため、南天のあの可愛らしい赤い実が少ししか見ることが出来なかった。そこで今年は剪定をせず、我慢をしてみることにした。
お陰様で伸びに伸び、南天がこんなに背が高くなる植物なのかと思うほど背高植物になった。
それに比例して白い花が咲き足元には白い粉のようなものが落下している・・・。
この白い花がいずれは赤い実になったら、相当赤い実をつけるだろうと新たな期待が湧いてきた。南天の赤い実はお皿を飾る材料として、「お魚のさばき方教室」でも持って来てくれる人がいる。今年は僕も協力出来るか?

東京都写真美術館
田沼武能「人間賛歌」カメラ作品リスト
横浜に出かける用事ができた。夕方だったので少し早めに出て、田沼武能さんの展覧会を見て来た。用事は横浜、展覧会は恵比寿。最近は湘南新宿ラインがあるので大変便利で乗り換えなしで行くことができる。展覧会の会場は恵比寿ガーデンプレイスの中にある東京都写真美術館。
東京・浅草生まれ。昨年93歳で亡くなられた写真家田村武能(たむらたけよし)さんの「人間賛歌」。1972年からライフワークとして世界のこどもたちを撮影した。ユニセフ親善大使の黒柳徹子さんが各国を訪問する折、私費で同行取材した話は有名だ。生涯に120か国以上を訪れ取材を続けた。会場は撮影が禁止されているのでお見せできないが、ヒューマニスティックなまなざしで人間のドラマを描き続けてきた200数点の作品を通じて田沼武能さんの心に触れることが出来た。偶然なのだが、当日は65歳以上は無料で見ることが出来る日。申し訳ない思いで丁寧に見ることが出来た。会期は7月30日まで。

ムクゲの季節
ムクゲ温かい日差しを浴びてムクゲの白
梅雨になるとムクゲが咲きだす。アジサイよりちょっと遅めではあるがいつも順番が決まっている。世話なしで殆ど面倒をみていないのに良く育つ。たまたま韓国の友達とシンボルツリーがムクゲだという話になって我が家にも親善のために植えるきっかけになった。
我が家にはムクゲが無いものと思っていたので、数年前に小さな苗を買ってきて植えた。暫くしてよくよく見たらもう一つムクゲの木があった。新参者は物凄く勢いがあり今や2mを越える身長になってしまった。なってしまった・・・というのもムクゲに大変失礼だが無責任な育て方をしてきた僕の正直な気持ち。もう1本の先輩はいつも雑に扱われたきたのでいつまで経ってもあまり大きくならず花の数も少ない。
昨年、心を入れ替えて先輩の方も手入れをしたら急激に大きくなってきた。(下段右)未だ花が咲かないがそのうちに応えてくれる筈。
植物は実に素直だ。我々の気持ちをすぐさま見透かす能力もある。





ブルーセージ
ブルーセージ木瓜のお隣薔薇コーナーの縁
今日は夏至。夜の時間が最も短くなる。
今年は天候に恵まれたのかアジサイが沢山の花を咲かせた。それもあちこちに咲いた。だから他の花を見ていても後ろや横にアジサイが顔を出す。アジサイがバックヤードを演出しているかのよう。
薔薇のコーナーのちょうど反対側に今年もブルーセージが大きく育ち、アジサイをバックに青紫の花が咲きだした。数年前まではブルーセージのなすが儘にしていたら、どんどん増え、あれよあれよという間に占領して、もともとあった花が知らぬ間になくなってしまった。あまりの強さに「待った!」をかけざるをえなくなり、ブルーセージの育つ場所を3箇所に絞った。2カ所目は薔薇のコーナーの縁。黙っていると薔薇のスペースを駆逐するので縁に限定している。3箇所目は木瓜の横。たった3箇所だが存在感がある。
ブルーセージの青紫の花はタツナミ草のようにいくつもの花が縦に並ぶ。ブルーセージの不思議なのはどんどん伸びる茎の色。普通はこの手の植物はグリーンが多いが黒っぽい茎で何とも強靭そのものだ。

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