2023年04月
タンポポが春の光に透けて

家の前を通る葉山町の「健康の散歩道」。
散歩道をちょっと入ると我が家があるのだが、その入り口でタンポポの綿毛を見つけた。タンポポは代表的な野草。知らないうちに増えていて、長い長い根を張る。春早くから黄色い花を咲かせ、春の演出としては素敵なのだが、お構いなしに増えてしまうのがちょっと気に入らない。花が咲き終わると花茎が倒伏して実を結び、もう一度立ち上がって球状の白い綿毛を作る。
春の日差しを浴びた綿毛が実に柔らかそう。間もなく、風に乗って飛散し、落ちた所からまた新しい命が生まれる実に逞しい野草だ。タンポポは食用やコーヒーの代用品、健胃など薬用に使われていることは意外に知られていない。いろいろな原料に使われているということはタンポポをきちんと育てている地域もあるか?
郵便ポストを飾る



4月19日に満開のツツジをアップした。満開のツツジは未だ続いている。
家の入口にUS MAIL POSTが立っているのだが、2種類のツツジがちょうどこのポストを囲むように咲いている。たまたま郵便屋さんと新聞屋さんが来た時に外で作業をしていたら、郵便屋さんも新聞屋さんも大変喜んでくれ、配達を歓迎してくれているような感想を述べてくれたので再度、ツツジを登場させた。
POSTは何年か前に国産の新しい製品と替えたのだが、時間とともにところどころに錆が出始めた。先代のポストは定期的にペンキを塗って使っていたら10数年使った実績があったので今回も挑戦。先ずは下塗りから開始。お天気が続いたらペーパーで磨いて2度塗りをする予定。白いポストとツツジの花の色が良く似あう。
クレマチスが咲きだした!
お茶のお稽古で

コロナ禍で休止していたお茶のお稽古が本格的に復活した。お稽古の日になると住職が気を遣って、床にお花と軸を飾って下さる。その感性がいつも素晴らしい。
今回飾られていたお花は今まで見たこともない貴重なお花だ。知る人ぞ知る「熊谷草」ラン科の多年草で山地の林下にしばしば群生するという。現在では絶滅危惧種だ。写真が小さく分かりにくいので、植物図鑑かまたは広辞苑にも写真とイラストが出ているから是非見ていただきたい。
そして、壁の軸は先代の円覚寺管長の筆によるものだ。
読み方は「ただよぶしゅじんこう」と読む。中国唐代の禅僧、瑞巌和尚は毎日、自分に向かって「主人公!」と呼びかけ、自分の人生の主人公はお前だぞ、他の誰でもないぞ!気づいているか?と自問自答していた生き様を表す有名な言葉を表しています。