



新田次郎の「八甲田山死の彷徨」の元になった旧陸軍が日露戦争に備えて行った訓練での山岳遭難事故は1902年1月24日だった。今から121年前の話だ。地球の温暖化が叫ばれて寒さなんて関係ないのかと思うけれど、今から120年も前の出来事がおきた気象条件とタイミングまでよく似ている。
数日前から大寒波が襲ってくるというニュースが頻繁に出ている。備えと言っても普段から慣れていないからごく当たり前の対策しかとることが出来ないが、やらないよりはましと言うところか。
温暖化が進んでも、温暖化以前の暦通りの気象がちゃんと繰り返しやってくる。自然現象のミステリアスな部分だ。テレビでは日本中真っ白になりそうな予報が出ていたが、昨日は三浦半島は快晴。大雪で苦労している地方の方々に申し訳ない。
そんな環境などものともせず、こんなに寒いのに出窓のハイビスカスの花が3つ揃って咲いた。赤の花とピンクの花。外はこれから氷点下になると言われているけれど、こんな常夏の花が咲いてくれるだけで何かほっこり。























