たまたまTVを見ていて「高嶋ちさ子12人のヴァイリニスト」のドキュメント番組を見た。コンサートとしてはとても型破りで舞台と会場が一体になって楽しそうなコンサートだった。クラッシックファンのすそのを少しでも広げようとする努力がよく伝わってきた。
高校時代の仲間で未だ現役バリバリの社長さんからコンサートのお誘いを受け、久しぶりに横須賀芸術劇場に行ってきた。会場は超満員で8割が女性ファン。舞台は今や人気の硬派弦楽アンサンブル石田組。バイオリン6、ビオラ3、チェロ3、コントラバス1の13人編成。全員が男性だ。石田組のトップは石田泰尚さん。川崎市出身の人気バイオリニスト。現在、新星日本交響楽団、神奈川フィル、京都市交響楽団などのコンサートマスターをつとめている。ポスターの写真を見ていただくと分かるが武田双雲のロゴも先端を行けば、いで立ちもユニークで人を喜ばせるのが上手な人だ。噂に違わず型破りの連続。今回もクラッシックはほんのちょっとでPOPS、ロックまでを品よく楽しく演奏してくれた。演奏者のMCも楽しく、会場のお客様をあっという間に引き込んだ。アンコールは2度登場。1度目は美空ひばりの「川の流れのように」を演奏したが、2度目の登場でビゼー/アルルの女 第2組曲・ファランドールで締めくくった。またチャンスがあったら聴いてみたいグループだ。只今全国ツアー中。