やっちゃんの珈琲たいむ

2022年12月

水仙が咲きだした。寒々と白い皇帝ダリア皇帝ダリア
ヤツデの花白い椿花が咲く
ハイビスカス花が垂れ下がってお正月の飾り
12月はやはり花の数が極端に少なくなった。
数が寂しいので鉢植えで部屋の中で咲いた花も仲間に。
更にスペースが1つ空いたのでクリスマスリースの後に飾った正月飾りも仲間に入れた。
1年間お世話になりました。今年もどうやら無事に過ごすことが出来ました。
しかし、喜んでばかりではいられない。
終りの見えないロシアのテロ行為、コロナも相変わらず終息の姿が読めない。日本の国内も揺れ動いていて不安材料を数えるとキリがない2022年の大みそか。
反戦の願いを込めた絵本を作ってほぼ完成の時、本当の戦争が起こってしまった。絵本作家の鈴木まもるさんが制作中の「戦争をやめた人たち」の最後の言葉に悩み悩んで選んだ結びの言葉。「この星に、戦争はいりません」が心にささる。
2023年が少しでも明るい兆しがみえますように。


つき手が沢山いて
龍隠庵の階段(星野恵子さん提供)龍隠庵の庭から(長島和夫さん提供)マジシャン登場
古巣の後輩さんと(長島和夫さん提供)古巣の後輩さん(長島和夫さん提供)後輩さんと(長島和夫さん提供)
蒸籠タワー(星野恵子さん提供)お餅(星野恵子さん提供)お手伝いの女性たち
コロナ禍で中止されていたお餅つきが再開された。
場所は北鎌倉円覚寺の中の塔頭・龍隠庵。休眠中であるが茶会に使わせていただいているお寺の恒例行事だ。地域によっては「9日餅」はつかないと言われるが、龍隠庵の住職さんは29日を「福」と読む斬新な方。今回はお茶の仲間と2人でお手伝いした。ついた臼の数は何んと43臼。今回は徹底的に裏方に徹した。本当は1臼でもつきたかったのだが、先日から右肩を壊しているので無理が出来ない。
蒸籠の火の番をした。今年は以前と違って色々と改良し、蒸籠を蒸す釜を2つに増やした。だから火の番は2つ。一つは大型の釜、もう一つは小型の釜で対応したが、一度に蒸籠が7つ蒸すことが出来る。この寒さの中だったが、火の番は暑くて暑くて。更に煙が目にしみ涙がポロポロ。それでも頑張った甲斐があって、朝8時前から始まって午後3時ごろには奇麗に後始末まで出来た。
出来立てのお餅はお寺に来られたお客様にけんちん汁と共に小豆、黄な粉、ゴマ、大根おろしをまぶしたからみ餅が振舞われた。今回はマジシャンまで登場。お餅つきのアイドルタイムにマジックを披露。お客様は大喜び。更に、情報を知って訪ねてきた知り合いが何人かいて思わぬ再会も果たすことが出来た。











初霜柱
霜柱
寒い日が毎日続いている。これだけ寒かったら氷がはるのでは・・・と甕や池をのぞき込むのだが我が家では未だ今年は発見できていない。庭のあちこちに霜柱が立った。
今日の霜柱は薔薇の足元。こんな足元に根を張っているから薔薇も冬場は苦労している筈だ。
霜柱が出来ると「立つ」と表現する。観察してみると、確かに土中に氷の柱が立っている。霜柱の出来る仕組みは土中の水分が地表にしみ出て来て凍結し、細い柱状態になって上方に成長する。
上に伸びるから多くが表土を押し上げる。関東地方の赤土には顕著だというから関東は霜柱のメッカというところか。霜柱は地中の水分が凍ってできているから甕や池の水が凍る予兆のようなもの。間もなく氷が出来る寒さになる。

黄色い葉が落ちると
花が咲く花が咲く花が咲く
モミジの枯葉騒動は約1週間の年末イベント。
西風が大掃除をしてくれ、東側に大部分を飛ばしてくれたが、芝生や雑草の上に枯葉がくっついてセピア色の庭が出現している。今の時期は枯葉だらけ。
でもちょっと可愛いのが蝋梅。その昔は小さな植木鉢に植えてあったのに、地植えにしたら伸び伸びと育ち、今や僕の背丈より大きい。でもこれ以上はあまり伸びそうにないので安心して見守っている。この蝋梅の黄色い葉が上の方からパラパラと落ちてきている。
するとあ~ら不思議。黄色い葉の後ろに隠れていた黄色い花が次々と姿を現す。普通の植物は葉が茂って、その次に花の蕾が出来て花が咲くのに、蝋梅は葉が落ちると花が咲く。その花がまるで蝋細工のようで美しく、そして微かな香りも素晴らしい。

水仙とクワズイモ
水仙が咲きだした。水仙が咲きだした。水仙が咲きだした。
庭のあちこちで冬から春に向けてのバトンタッチが行われている。先日も我が物顔に振舞っていたクワズイモが寒さに負けてヨレヨレになった姿をアップしたが、隣に植えてある水仙は日増しに丈が長くなり、蕾が出来たと思ったら日当たりの良い場所は次々に花が咲きだした。
クワズイモが惨めな姿で水仙を横目で見ている姿がやるせないが、春になるとちゃんと2023年バージョンの新しい芽を吹きだすからあまり心配はしていない。数年前まではどう変化するか分からなかったから色々心配した。霜に当たる前に霜よけでも作れば可哀そうな姿を見なくても済むのかもしれが、かと言って冬場をグリーンの葉が生きながらえるとは思えないから、自然のままにしておくのが良さそうだ。

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